少なくとも3度、薬の確認をするのはなぜ?|経口与薬

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は薬の確認に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

少なくとも3度、薬の確認をするのはなぜ?

投薬ミスを防ぐためです。

 

薬袋を戸棚から出す時、薬袋から薬剤を取り出す時、薬袋を元に戻す時の3回は必ずチェックします。薬剤部から届けられた薬であっても、絶対に間違いないとは限りません。用紙と照合し、ミスがないかどうかチェックします。

 

 

錠剤やカプセルに変色や変質はないか、散剤(さんざい)に変色や湿潤(しつじゅん)はないか、水剤(すいざい)に変色、沈殿、混濁などはないか、薬の品質に関する確認も必要です。「十分に振る」と記されていないのに沈殿していたり、ラベルが不鮮明になっているような水剤は、変質や誤薬の危険性があるので、使用を控えます。

 

memo間違いやすい薬剤

名前が似ているために間違いやすい薬剤には、次のようなものがあります。セフメタゾン(抗生物質)とセファメジン(抗生物質)、レセルピン(降圧薬)とレスプレン(鎮薬)、ペルサンチン(冠拡張薬)とペリアクチン(抗ヒスタミン薬)、プロタノール(強心薬)と硫酸プロタミン(抗血栓薬)などです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護知識トップへ