冷罨法を行うのはなぜ?|冷罨法

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は冷罨法に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

冷罨法を行うのはなぜ?

冷罨法(れいあんぽう)を行う目的は、基本的には発熱時に皮膚温を下げて苦痛を緩和するためです。これは、家庭でも行われている方法です。

 

血管を収縮させて血液の循環量を低下させ、局所の炎症や化膿、出血、分泌物などを抑えるという目的で冷罨法を実施することもあります。血流量が低下すると細胞への栄養や酸素の供給が減り、組織細胞の新陳代謝が緩慢になるためです。

 

また、寒冷刺激によって知覚神経の活動が抑えられ、感覚が鈍麻することで疼痛の緩和、鎮静、安楽などをもたらす効果もあります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護知識トップへ