ホルモンはどのような働きをするの?
『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は「ホルモンの働き」に関するQ&Aです。
山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長
ホルモンはどのような働きをするの?
ホルモンの作用は、そのホルモンが結合する受容体を持つ標的細胞に作用し、特定の酵素の合成を盛んにすることです。酵素の合成が盛んになると、その酵素が関係する代謝が促進されます。
そのほか、血液成分の恒常性を維持したり、消化液の分泌や生殖に係わったり、ほかのホルモンの分泌にも関係しています。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版