心臓の解剖学的位置|からだずかん【4】

『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は第1章『循環器系』より、「心臓の解剖学的位置」について解説します。

 

著:角野ふち
 

 

心臓の解剖学的位置

循環とはひとめぐりすること。


人間のからだにおける循環とは、血液をめぐらせ、からだに必要な酸素や栄養素を運びめぐらせる流れをさします。

 

人体の臓器と循環器系の概略を示すイラスト。人物の体内に脳、肺、心臓、肝臓、胃、腸が配置されている。左側には心臓の大きなイラストがあり、「おくる」と「もどる」の矢印で血液循環の働きが示されている。

 

心臓は左右の肺に挟まるように位置しています。(この挟まれている空間は縦隔(じゅうかく)といいます)

 

握り拳 1 個分ほどの大きさで、からだに血液をおくりだすポンプのはたらきを担っています。

 

胸腔内の心臓と肺の位置を示すイラスト。人体の中央を走る正中線(頭頂部よりタテにまっすぐ通る線)が示され、心臓の約2/3がこの線より左側にあることが示されている。

 

心臓の周辺の各器官についてまずは位置関係をまとめてみます。

 

心臓の解剖学的構造と大血管を示すイラスト。心臓は心膜に包まれ、その下には横隔膜がある。心臓からは大動脈(全身へ酸素を多く含む血液を送る)と肺動脈(肺へ酸素の少ない血液を送る)が出ており、上大静脈や肺静脈(左右4本)が心臓に戻る様子が図示されている。心臓の形状は円錐形で、その頂点である心尖部が左胸の前方を向いていることが解説されている。

 

このように、心臓はからだのほぼ中心に位置しており、全身へ血液をおくりだす動脈や、酸素を運び終わったあとにもどる静脈など大切な血管が周辺に位置し構成されています。

 

からだにとって、と〜っても大切な臓器です。

 

 

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA

 

著者プロフィール
角野ふちプロフィール

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看護師、保健師、イラストレーター。

 

人のからだをかわいくポップなイラストで解説するコンテンツ『からだずかん』を、SNSやWebサイトで発信。

イラストを手がけた書籍に『薬メモ!』(大田和季著・じほう)、『みんなの救命救急科』(三谷雄己著・中外医学社)など。

日本メディカルイラストレーション学会会員。

 

webサイト: からだずかん
ショップ: ぞーきーず

 

 

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