2019/12/23 のクイズ
◆薬の問題◆以下のうち、鎮痛薬について間違っている説明はどれでしょうか?
- 1. アセリオ®静注液は15分かけて静脈内投与する。
- 2. ペンタジン®注射液はモルヒネと併用すると作用が拮抗するので併用しない。
- 3. ロピオン®静注はプロスタグランジン合成阻害作用により血圧が下降する。
- 4. フェンタニル®は重大な副作用として呼吸抑制がある。
挑戦者7741人 正解率30%
- 1. アセリオ®静注液は15分かけて静脈内投与する。
-
不正解
アセトアミノフェンのアセリオ®静注液は、解熱や鎮痛効果のある非オピオイド鎮痛薬です。15分かけて静脈内投与します。投与した直後に血中濃度が最大となり、鎮痛効果も最大となります。
- 2. ペンタジン®注射液はモルヒネと併用すると作用が拮抗するので併用しない。
-
不正解
ペンタゾシンのペンタジン®注射液やソセゴンは、術後疼痛や検査時の疼痛に用いられる拮抗性鎮痛薬です。モルヒネと併用すると作用が拮抗するため、併用は避けるようにしましょう。
- 3. ロピオン®静注はプロスタグランジン合成阻害作用により血圧が下降する。
-
正解
フルルビプロフェンのロピオン®静注は、プロスタグランジン合成阻害作用により水・ナトリウム貯留傾向を来すため、血圧を上昇させる恐れがあります1)。使用前に患者さんに高血圧の既往があるかどうかを把握しておきましょう。
- 4. フェンタニル®は重大な副作用として呼吸抑制がある。
-
不正解
フェンタニルクエン酸塩であるフェンタニル®はがん性疼痛や周術期の疼痛に用いられるオピオイド鎮痛薬です。重大な副作用としては、呼吸抑制、依存性、血圧低下があるので、使用時は副作用の出現に注意しましょう。
引用参考文献など
1)KEGG.“医療用医薬品 : ロピオン”.(2019年10月閲覧)
2)片山原子.鎮痛薬を正しく使う.エキスパートナース.29(12).2013,38-44.
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