2019/07/21 のクイズ
酸素飽和度についての説明で、正しいものはどれでしょうか?
- 1. 酸素飽和度とは、静脈内の赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示したものである。
- 2. パルスオキシメータを用いて測定した値をSaO2、動脈血ガス分析で測定した値をSpO2という。
- 3. SpO2が正常であれば、体内の酸素量は十分であると判断できる。
- 4. 健康な人の酸素飽和度は96~99%だが、酸素吸入時はSpO2を90%以上維持すれば通常は十分である。
挑戦者5265人 正解率20%
- 1. 酸素飽和度とは、静脈内の赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示したものである。
-
不正解
酸素飽和度は、静脈ではなく、動脈内の赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示したものです。よって、この選択肢は不正解です。
- 2. パルスオキシメータを用いて測定した値をSaO2、動脈血ガス分析で測定した値をSpO2という。
-
不正解
パルスオキシメータで測定した酸素飽和度はSpO2、動脈血ガス分析で測定した酸素飽和度はSaO2といいます。よって、この選択肢は不正解です。
- 3. SpO2が正常であれば、体内の酸素量は十分であると判断できる。
-
不正解
SpO2が正常であっても、患者さんが貧血状態にあれば、元よりヘモグロビン量が少なく、体内の酸素量が十分だとはいえません。よって、この選択肢は不正解です。
- 4. 健康な人の酸素飽和度は96~99%だが、酸素吸入時はSpO2を90%以上維持すれば通常は十分である。
-
正解
この選択肢は正解です。健康な人の酸素飽和度は96~99%とされていますが、貧血などのように、組織に酸素が十分に行き渡っていない状態でなければ、酸素吸入時のSpO2は90%以上を維持すれば十分です。逆に、酸素吸入により必要以上に酸素流量を増やすと、二酸化炭素も貯留することになり、CO2ナルコーシスが起こるため、注意が必要です。
引用参考文献など
1)徳田安春.医療情報科学研究所編.呼吸.フィジカルアセスメントがみえる.メディックメディア,2015,64-71.
2)日本呼吸器学会.よくわかるパルスオキシメータ.(2019年7月閲覧)
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