2019/05/13 のクイズ
- 1. 十分な量の生理食塩水または水道水を用いて洗浄する。
- 2. 創の洗浄はせず、ガーゼで拭き取りだけ行う。
- 3. 創面・創周囲皮膚の洗浄はせず、創面の消毒を行う。
- 4. 全身性に感染が拡大した褥瘡でも、創の洗浄と感染期に行う局所治療を行い、抗菌薬の投薬はしなくてよい。
挑戦者5443人 正解率91%
創と細菌の関係には、「1)汚染、2)常在、3)クリティカルコロナイゼーション(臨界的定着)、4)感染」の4段階があります。汚染、常在の状態であれば、細菌が創に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、クリティカルコロナイゼーション(臨界的定着)、感染に至ると、創に何かしらの害を与えている状態となります。創が感染すると細菌が深部組織に侵入・増殖した状態となり、炎症の4徴候(発熱・発赤・腫脹・疼痛)に加え、程度によって排膿・悪臭・発熱などの症状を伴います。
創周囲皮膚は、滲出液、汗、排泄物、軟膏、ドレッシング材などにより汚染されます。細菌や異物が創面に付着していますが、付着物を落とすには、シャワー浴や入浴などによる創および創周囲皮膚の洗浄が必要となります。
- 1. 十分な量の生理食塩水または水道水を用いて洗浄する。
-
正解
創表面から壊死組織や残留物を除去するために、十分な量の生理食塩水、または水道水を用いて洗浄します。創傷の深さや面積に応じて洗浄液の量を調整します。
- 2. 創の洗浄はせず、ガーゼで拭き取りだけ行う。
-
不正解
創周囲皮膚は滲出液、汗、排泄物、軟膏、ドレッシング材などにより汚れています。また、創面には細菌や異物が付着していますが、それらの付着物を落とすためにはガーゼでの拭き取りでなく、生理食塩水や水道水などによる洗浄が必要です。
- 3. 創面・創周囲皮膚の洗浄はせず、創面の消毒を行う。
-
不正解
選択肢1の解説にある通り、基本的には生理食塩水や水道水を用いて洗浄し、消毒は必要ありません。しかし、「褥瘡予防・管理ガイドライン第4版」1)では、明らかな創部の感染を認め、滲出液や膿苔(のうたい)が多いときには、洗浄前に消毒を行ってもよいとされています。ただし、消毒液を使用する場合は、感染徴候の強いときだけにとどめ、消毒後は必ず、生理食塩水で洗い流すことが重要です。
- 4. 全身性に感染が拡大した褥瘡でも、創の洗浄と感染期に行う局所治療を行い、抗菌薬の投薬はしなくてよい。
-
不正解
「褥瘡予防・管理ガイドライン第4版」1)では、感染を有する褥瘡期は速やかに起炎菌に適応した抗菌薬の投薬を考慮して管理するとされています。全身性に感染が拡大した褥瘡というのは、進行する蜂窩織炎・骨髄炎、壊死性筋膜炎、菌血症、敗血症を示す理学的所見および検査データが得られた状況と見なします。よってこの場合は抗菌薬の全身投薬を考慮してもよい状況と考えます。
引用参考文献など
1)一般社団法人日本褥瘡学会.褥瘡予防・管理ガイドライン第4版.(2019年4月閲覧)
2)真田弘美ほか.進化を続ける!褥瘡・創傷治療・ケア アップデート.照林社,2016,224p.
3)真田弘美ほか.NEW褥瘡のすべてがわかる.永井書店,2012,486p.
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