2018/09/09 のクイズ
- 1. 児童相談所における子どもへの虐待の対応(相談)件数は、増加の一途にある。
- 2. 子どもへの虐待の中で最も多いのは、性的虐待である。
- 3. 被虐待児の心のケアは、重要である。
- 4. 「マルトリートメント」という、虐待を広く捉える考え方がある。
挑戦者4643人 正解率83%
子どもの虐待は、予防が最も重要なケアです。虐待を疑うことを悪く思う医療者も少なくありません。しかし、子どもが安全に安心して健やかに成長できる環境を確保するためには、虐待を疑うことも一つの予防ケアになります。また、虐待ハイリスクの子どもやその家族に対しては、継続的な支援が必要です。病院だけでなく地域社会との連携も重要となります。
- 1. 児童相談所における子どもへの虐待の対応(相談)件数は、増加の一途にある。
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不正解
児童相談所における子どもへの虐待の対応(相談)件数は、平成29年度(速報値)は133,778件で、年々増加しています1)。
- 2. 子どもへの虐待の中で最も多いのは、性的虐待である。
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正解
平成29年度の児童相談所での虐待相談の内容別件数(速報値)は、心理的虐待が54.0%と最も多く、次いで身体的虐待24.8%、ネグレクト20.0%、性的虐待1.2%の順となっています。なお、性的虐待は発見が難しく、埋もれやすいため、報告されている割合よりも多い可能性があります。
- 3. 被虐待児の心のケアは、重要である。
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不正解
虐待を受けた子どもは、身体的・精神的に大きな傷を受けます。子どもは心身の安心と安全を求めています。不当な扱いを受けた子どもは、大人に対して不安や不信感を抱いています。虐待を受けた子どもと関わる大人(医療者や関係職者)は、まず子どもに安全が確保されていることを伝えます。そして、子どもを肯定的・受容的に受け入れることが必要です。子どもが他者と安心した関係性を築けるよう、一貫した態度で子どもと接することや、温かく見守ることが必要となります2)。
- 4. 「マルトリートメント」という、虐待を広く捉える考え方がある。
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不正解
「マルトリートメント」とは、大人から子どもに対する不適切なかかわりを意味しており、「虐待」より広い概念です2)。子どもに関わる大人(例えば学校の教師や保育所の保育士など)による体罰など、家庭外での不当な行為も「マルトリートメント」として考えられます2)。
引用参考文献など
1)厚生労働省.平成29年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数<速報値>.(2018年9月閲覧)
2)小島直子.虐待対策チームにおける看護師の役割.小児看護.32(7),2009,954-961.
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