2018/03/08 のクイズ
- 1. 障害者施設等一般病棟
- 2. 地域包括ケア病棟
- 3. 回復期リハビリテーション病棟
- 4. 慢性期病棟
挑戦者3565人 正解率87%
急性期~在宅までにどのような病棟があるかなどは、下図を確認してください。
- 1. 障害者施設等一般病棟
-
不正解
重症の障害(重度の肢体不自由児(者)や脊髄損傷・意識障害者等)や難病等(無動症・神経難病者等)の患者に対する治療を行う病棟(図内④)のため、傷病名から判断して、この事例には当てはまらないので不正解です。
- 2. 地域包括ケア病棟
-
不正解
地域包括ケア病棟は急性期治療を終え、病態が安定し、在宅調整や介護・医療処置等の訓練が必要な方々が対象患者となります(図内②)。一見、この患者さんは対象になるようですが、この患者さんの場合は積極的なリハビリテーションが必要であるにもかかわらず、地域包括ケア病棟ではリハビリテーションの要件が2単位以上(1単位20分)で、回復期リハビリテーション病棟(1日6単位まで、例外規定あり)よりもリハビリテーションの量が少なくなることが懸念されます。そのため、適切とは言えません。しかし、積極的なリハビリテーションが必要ではない、またはできない場合には、生活訓練を中心に行う在宅調整のためや介護保険の認定待ちなどの目的で、地域包括ケア病棟を選択する可能性もあります。ただし、入院期間(算定期間)は60日(2カ月)と期限があります。
- 3. 回復期リハビリテーション病棟
-
正解
回復期リハビリテーション病棟の対象患者は、発症および術後当日から2カ月(疾患によっては1カ月)以内にリハビリを開始できることが必須です(図内③)。この患者さんは荷重制限は2週間で、2週間後には、積極的なリハビリテーションが開始できます。また、同病棟の要件である「頭部外傷と骨盤骨折」の診断名があり、リハビリテーションの意欲も強く、在宅復帰を目指す手段としては積極的なリハビリテーション(20分1単位で1日6単位まで)を受けられる可能性がありますので、この選択肢が正解です。
- 4. 慢性期病棟
-
不正解
慢性期病棟は急性期治療を終え病態が安定した、医療度(医療療養病床)や介護度(介護療養病床:平成29年度末に廃止予定)が高い方が対象患者となります(図内⑤⑥)。このケースでは積極的なリハビリテーションが可能なので不正解です。しかし、認知症やリハビリテーションに対する意欲の低下などがある場合は、回復期リハビリテーション病棟も地域包括ケア病棟も厳しくなるので、その場合には、この慢性期病棟を選択する場合もあります。入院期間は3~6カ月程度です。慢性期といえども、回復すれば、在宅復帰もありえます。
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