2017/11/27 のクイズ
Aさんは、68歳の女性です。COPDの診断を受け、在宅酸素を使用して自宅で暮らすことになりました。夫は昨年亡くなったばかりで、一人暮らしです。退院前に自宅を訪問し、状況確認をしました。自宅は2階建ての一軒家で、本人は「歩くと息が切れる。誰もいないから1階での生活になる」と話しています。1階は玄関を入って廊下を進むと、トイレ、浴室、洗面所、台所がありました。また、庭の見える6畳の茶の間があり、仏壇も設置されており、起床時は主としてそこが生活の場となります。そこから1メートルほどの廊下があり、8畳の部屋にベッドを置き、そこが寝室となります。ご自宅の中で、酸素濃縮器を設置する適切な場所はどこでしょうか?
- 1. 日当たりの良い廊下に設置し、生活空間である茶の間までチューブを伸ばす。
- 2. トイレや浴室が近い台所に設置し、チューブを伸ばす。
- 3. Aさんは1日の大半を6畳の茶の間で過ごすため、仏壇のある部屋に設置する。
- 4. 窓、カーテンがある寝室に設置し、茶の間までチューブを伸ばす。
挑戦者3481人 正解率44%
- 1. 日当たりの良い廊下に設置し、生活空間である茶の間までチューブを伸ばす。
-
不正解
酸素濃縮器は、日当たりの良い場所や直射日光を避ける必要があるため、酸素濃縮器の設置には適しません。
- 2. トイレや浴室が近い台所に設置し、チューブを伸ばす。
-
不正解
一般的に台所には、料理をするためのガスコンロ等が設置されており、火気を使用するため、酸素濃縮器の設置には適しません。
- 3. Aさんは1日の大半を6畳の茶の間で過ごすため、仏壇のある部屋に設置する。
-
不正解
仏壇がある部屋は線香、ロウソクなど火気を使用する可能性が高いため、酸素濃縮器の設置には適しません。
- 4. 窓、カーテンがある寝室に設置し、茶の間までチューブを伸ばす。
-
正解
風通しがよく、直射日光が当たらないベッドサイドであり、生活を主とする茶の間に近いので適切です。
引用参考文献など
1)加藤 希.在宅医療技術:⑦在宅酸素療法(HOT).系統看護学講座:統合分野:在宅看護論.医学書院,2013,237-242.
2)在宅酸素療法情報サイト:在宅酸素療法.com.(2017年8月閲覧)
3)在宅酸素療法における火気の取扱いについて:報道発表資料:厚生労働省.
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