2017/10/15 のクイズ
- 1. 医師からの指示があった輸液は投与せず、現在投与されている5%ブドウ糖液をそのまま投与しておく。
- 2. 1号輸液(開始液)を投与すべきか医師に確認する。
- 3. 3号輸液(維持液)を投与すべきか医師に確認する。
- 4. 生理食塩水を投与すべきか医師に確認する。
挑戦者4612人 正解率30%
- 1. 医師からの指示があった輸液は投与せず、現在投与されている5%ブドウ糖液をそのまま投与しておく。
-
不正解
輸液管理を考える際には、体液の基本組成を理解する必要があります。体液は細胞内液(ICF)と細胞外液(ECF)に細胞膜で区分されており、さらにECFは組織間液と血管内液に分かれています。急変時は、体液のバランスが破綻しているので輸液を行います。この患者さんは、下痢と嘔吐を繰り返していることから、脱水と考えられ、いわゆる血液循環量が減少した状態と言えます。循環を維持するためには細胞外液を投与する必要がありますが、ブドウ糖液は細胞内も含め、全体的に分布するため、細胞外にはほとんど残りません。
- 2. 1号輸液(開始液)を投与すべきか医師に確認する。
-
不正解
1号輸液は、低張電解質輸液でブドウ糖液と電解質輸液からなります。したがって、今回の患者さんのように、脱水が考えられ、細胞外液に輸液を補填する場合(選択肢1の解説を参照)は、等張液を投与した方が望ましいです。1号輸液はカリウムを含みません。
- 3. 3号輸液(維持液)を投与すべきか医師に確認する。
-
不正解
維持液も、低張電解質輸液でブドウ糖液と電解質輸液となります。ブドウ糖液の割合が多くなるので水分補給効果が大きくなります。細胞外液を投与する必要がある今回の場合には合いません。
- 4. 生理食塩水を投与すべきか医師に確認する。
-
正解
血液循環量が減少した状態(血管内脱水)の補充には、細胞外液の組成に近い等張液となる生理食塩水は有効です。そのほか、リンゲル液や乳酸リンゲル液、重炭酸リンゲル液などがあります。ただし、急速投与する場合には、水分の過剰不可、電解質異常、塩酸基平衡のバランスが破綻するため、患者の状態に注意が必要です。
引用参考文献など
1)大浦康宏.術後輸液指示変更のなぜ.エキスパートナース.29(15)2013,24-30. 2)奥山広也.道又元裕監.4つの基本実践ここまでできれば合格点.月刊ナーシング.36(4),2016,62-65.
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