状況設定問題(186問)  高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

第103回 午前99問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(72歳、女性)は、1人で暮らしている。Aさんは1年前に夫を亡くした後、近所付き合いが少なくなっていた。遠方に住むAさんの息子が時々電話で様子を確認していた。最近は元気がなく、Aさんの息子が心配して様子を見に来たところ、食事を食べた様子がなく、ごみは捨てられていなかった。Aさんは発熱してぐったりしており、息子に連れられて病院を受診した。Aさんは脱水状態の治療と抑うつ状態の疑いのため検査が必要であると判断されて入院した。Aさんの既往歴に特記すべきことはない。

問題3
入院後1か月、Aさんは内服治療により病棟内での活動範囲が拡大し、自立してできることが増えた。自宅へ退院することが方針として決まったが、Aさんは「家に帰っても1人だし、大丈夫かしら」と看護師に話す。

このときのAさんへの声かけで適切なのはどれか。
  • 1. 「薬の量を増やしてもらえるように主治医に相談してみましょう」
  • 2. 「1人でできることが多くなったからもう大丈夫ですね」
  • 3. 「心配なことについてゆっくりお聞きしますよ」
  • 4. 「お疲れのようなのでベッドで休みましょう」
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