状況設定問題(138問)  療養の場に応じた地域・在宅看護

第96回 午後37問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん、46歳の男性。脳腫瘍で放射線治療を受け退院した。医師から本人と妻に余命半年であることが告げられた。Aさんは自宅で静かに最期を迎えたいと希望している。軽度の右片麻痺があり、トイレ歩行時は妻が介助している。日中はソファーに腰掛けて過ごすことが多い。訪問診療と訪問看護を利用している。

問題1
Aさんは最近「庭の植木を見ていると気持ちが落ち着く。無理してでも少し庭に出てみたいな」と繰り返し話す。妻は「転ぶと大変だから、なるべく家の中にいましょう」と、Aさんと訪問看護師に話す。

訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. 「庭に出るには主治医の許可が必要です」
  • 2. 「庭に出る時は訪問看護師が付き添います」
  • 3. 「転倒予防教室で訓練した後に考えましょう」
  • 4. 「体力を消耗しますから外に出ないほうがいいですね」
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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