状況設定問題(138問)  療養の場に応じた地域・在宅看護

第103回 午前102問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(85歳、男性)は、5年前に脳梗塞を発症し右片麻痺があり、要介護3の認定を受けた。Aさんの子どもは遠方に住んでおり、腰痛のあるAさんの妻(80歳)が1人で介護している。Aさんは、週2日通所介護を利用している。

問題3
3年後、Aさんは誤嚥性肺炎で入退院を数回繰り返したことからADLが低下し、要介護5になった。そのため、Aさんの妻の腰痛が悪化し、Aさんは介護老人福祉施設に入所した。入所後1か月が経過し、Aさんは発熱、傾眠傾向が続いている。Aさんの妻は医師から死期が近いと説明を受け動揺した。Aさんの妻は「自宅で看取ることができず、夫に悪いと思っています」と施設の看護師に話した。

Aさんの妻への声かけで最も適切なのはどれか。
  • 1. 「あなたがしっかりしましょう」
  • 2. 「自宅で看取るようにしましょう」
  • 3. 「長い間、十分介護をしてきましたよ」
  • 4. 「私たちが看取りますので大丈夫ですよ」
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地域・在宅看護論(在宅看護論)

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