状況設定問題(150問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第97回 午後39問

次の文を読み問題3に答えよ。
80歳の男性。身長165cm、体重58kg。要介護2で在宅療養中である。介護者は72歳の妻。療養者はベッド上坐位で食事を8割摂取している。お茶は好んでよく飲んでいる。排泄時は妻の介助でトイレまで歩行している。トイレ以外はほとんどベッドの頭側挙上45度でテレビを見て過ごしている。妻とのコミュニケーションは良好である。介護保険サービスは週1回の通所リハビリテーションを利用している。仙骨部に褥瘡ができ訪問看護が開始された。

問題3
2か月後、仙骨部の状態は軽快した。妻は1人で熱心に介護しており、訪問看護師に「またおしりが赤くならないか心配です。夜も気になって3度は起きているので昼間に眠くなります」と疲れた様子で話す。訪問看護師は妻の話を聞き介護をねぎらう言葉かけを行ったが、介護支援専門員(ケアマネジャー)と連携し調整する必要性を感じた。

調整内容で最も適切なのはどれか。
  • 1. 通所リハビリテーションの利用回数を増やす。
  • 2. 介護老人福祉施設への入所を勧める。
  • 3. 配食サービスを利用する。
  • 4. 妻に受診を勧める。
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