がん看護(23問)  状況設定問題

第100回 午前105問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(50歳、女性)は右乳癌と診断され、手術を受けるために入院した。Aさんは夫を3年前に腎臓癌で亡くしたが、貸しビル業を引き継いでおり、経済的な問題はない。趣味はテニスである。

問題3
抗癌化学療法が終了し、1年半が経過した。Aさんは肋骨と脳に転移が疑われ、精密検査の目的で再び入院した。Aさんは、「もうテニスはできないでしょうね。何を楽しみにすればいいのでしょう。早く夫のそばにいきたいです」と涙を流した。

Aさんが現在感じている苦痛に最もあてはまるのはどれか。
  • 1. 貸しビル業を続けることの苦痛
  • 2. 生きる目的を問うスピリチュアルな苦痛
  • 3. 手術や化学療法を受けたことによる身体的な苦痛
  • 4. 社会的な役割が果たせないことによる社会的な苦痛
解答・解説を見る

人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

必修問題へ

このページをシェア

国試2024 看護roo! 国試 スマホアプリなら問題検索がよりスムーズに!
看護師国家試験過去問題集トップへ