状況設定問題(192問) 慢性的な疾患・障害がある子どもと家族への看護

第114回 午後107問

次の文を読み問題2に答えよ。
A君(5歳6か月、男児)は、二分脊椎のため、繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を両親が実施している。現在、間欠的自己導尿は、保育所での実施を含めて1日6回行うよう医師が指示しており、自宅では両親が導尿している。A君は下肢の運動機能障害があるが、自分で車椅子からトイレに移動でき、指先の微細な動きもできる。

外来受診の際に母親から「地元の小学校に入学予定です。小学生になったら自分で導尿できたほうが良いと聞きました。Aも間欠的自己導尿をやってみたい、と言っています。どのように進めたらよいか分からず、焦っています」と看護師に相談があった。

問題2
その後、看護師は、A君が小学校で自立して間欠的自己導尿ができるようケア計画を立てた。

間欠的自己導尿の実施についてA君に伝えることで適切なのはどれか。
  • 1. 「おしっこの出口をきれいにするため外側から内側に向かって拭くよ」
  • 2. 「カテーテルの先はピンセット〈鑷子〉で持つよ」
  • 3. 「カテーテルを入れておしっこが出てきたらその位置でカテーテルを止めるよ」
  • 4. 「おしっこが出なくなったらカテーテルを急いで抜くよ」
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

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地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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