状況設定問題(138問)  症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第110回 午後115問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(37歳、男性)は妻(40歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィーで週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。Aさんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。

問題1
訪問看護と訪問介護の担当者、Aさんと妻を含めた退院前カンファレンスが開催された。妻から「夜間に停電になったらどうすればよいですか」と発言があった。

このときの妻への訪問看護師の対応で適切なのはどれか。
  • 1. 電動式でない車椅子を購入するよう勧める。
  • 2. 訪問看護事業所が発電機を貸し出すと伝える。
  • 3. バッグバルブマスクでの用手換気の指導を行う。
  • 4. 停電時にハザードマップを確認するよう提案する。
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