状況設定問題(164問)  精神疾患・障害 の特徴と看護

第109回 午後114問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(43歳、男性、会社員)は、妻(38歳)と2人暮らし。1年前から、仕事上の失敗を上司から叱責されることが続いていた。半年前からAさんの飲酒量は次第に増えていき、最近では酒気を帯びたままの出勤や、飲酒を原因とした遅刻や欠勤をすることが増えていた。ある夜、Aさんは居酒屋で多量に飲酒し、その場で意識が消失したため、救急車で救命救急センターへ搬送され、入院となった。器質的検査および生理的検査では異常が認められなかったが、入院翌日に飲酒の問題について同じ病院内の精神科を受診した結果、Aさんはアルコール依存症と診断された。

問題3
入院中にAさんは、退院後に再び飲酒してしまうのではないかという不安を看護師に訴えた。

Aさんの断酒を支援するための看護師の提案で適切なのはどれか。
  • 1. 共同生活援助〈グループホーム〉への入居
  • 2. セルフヘルプグループへの参加
  • 3. 行動援護の利用
  • 4. 生活訓練の利用
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