状況設定問題(156問)  慢性疾患・障害がある子どもと家族への看護

第109回 午前104問

次の文を読み問題2に答えよ。
A君(8歳、男児、小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜尿を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病の疑いで病院に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9℃、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbAlc9.3%、抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH7.02であった。

問題2
入院後、インスリンの持続点滴静脈内注射が開始された。入院後3日に血糖値が安定し、インスリンの持続点滴静脈内注射が中止された。ペン型注射器によるインスリン療法が開始され、看護師は母親とA君に自己血糖測定とインスリン自己注射について説明した。A君は「自分で注射するなんてできない」と言ってインスリン自己注射の練習が進まない。

A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. インスリン自己注射の必要性を繰り返し説明する。
  • 2. A君が納得するまで母親にインスリン注射をしてもらう。
  • 3. インスリン自己注射ができるようになったら退院できると話す。
  • 4. インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。
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