状況設定問題(138問)  療養の場に応じた地域・在宅看護

第103回追試 午前120問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(75歳、女性)は、80歳の夫と2人で暮らしている。要支援2の認定を受け、居宅サービスは利用していない。Aさんは子宮体癌(ステージⅣ)で化学療法を繰り返してきたが、効果がなかった。その後、モルヒネによる疼痛コントロール目的で入院し、現在、痛みはない。Aさんは家に帰ることを強く希望している。食事量は減少している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で使用している。

問題3
Aさんの死期が近づき、医師からAさん夫婦に病状が説明された。その後の訪問看護でAさんは「夫と一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思います」と話した。また、夫からは「家で看取ってあげたいが、今後どうしたらよいかわからない」と相談があった。

夫への対応で適切なのはどれか。
  • 1. 臨死期は救急車を呼ぶように説明する。
  • 2. 夫にできるケアを夫と一緒に検討する。
  • 3. Aさんと死について話すのは控えるように伝える。
  • 4. 在宅で看取ると決めたら、入院はできないと伝える。
解答・解説を見る

人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

必修問題へ

このページをシェア

国試2024 看護roo! 国試 スマホアプリなら問題検索がよりスムーズに!
看護師国家試験過去問題集トップへ