終末期の患者さんのために、私ができることって?|ナースのみんなに聞いてほしい話(2)

読者のみなさんのエピソードを、さまざまな作家さんがマンガにする連載。

第2回は、1年目で担当した患者さんの思い出。

一年目で担当した終末期がんの患者さん。状態悪化のリスクを考えて何日尾頭を洗えずにいました。少しの刺激でも状態が悪くなるリスクがある、でも患者さんは希望している…。先輩や医師と話し合い、いざ、洗髪へ!久しぶりに頭を洗えた患者さんはスッキリして大満足のよう。

しかしその数日後、患者さんは他界されました。新時代の不安な中でのケアでしたが、私は「頭髪を洗う」ことの幸福度の高さを学びました。人が最期に臨むものは人それぞれですが、案外、普段通りの習慣が幸福度につながっているものなのですね。

このお話は、「Hosi」さんの投稿をもとに作成しています。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

 

 

【著者プロフィール】

たばやん@obaatyanntoissy

イラストレーター。

女性誌、介護福祉書籍、健康雑誌などを中心に活動。自身のTwitterやブログにて、実家のおばあちゃんのエッセイ漫画を掲載中。

ブログ:たば やん の呟き

 

 

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