初戦ボロ負け!婚活大反省会|マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌(74)

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マッチングアプリ経由の初デートがうまくいかなかった松本さん。くるみちゃんの意見は…

タイトル:初戦ボロ負け!婚活大反省会。松本さんの婚活初戦はボロ負けだったけど、仕事をしているとそんなこともスッカリ忘れられるから不思議です。

見かねた後輩ナースのくるみは、厳しい目で「そんなんじゃ結婚できないですよ。うまくいかなくてもPDCAサイクルを回していかないと!」と松本さんを叱りました。完全に立場が逆になっています。

「話が合わないんだもん、仕方ないじゃん!」と弱音をはく松本ナースに、「はい駄目~減点赤点落第生。まず相手に興味を持つ、それが婚活の鉄則です!」ときっぱりいいました。興味がわかないという松本にさらに一言、「人の欠点ばかり見ちゃうからですよ。」と言いました。

松本はくるみに「欠点ばかり」と言われて、ギクッとしました。思い返すと男性と会っている間、着ている服から喋り方までずっとチェックしていた自分に気が付きました。「会話を楽しんでない!私アセスメントしまくってる!」と職業柄に焦る松本ナース。

くるみは「優秀ナースほど、良くも悪くも冷静に相手を分析して、問題点をだして優先順位までつけちゃう。」と説明しました。「どどどどうすればいいの?」と恐る恐る聞く松本さんに「いい所探しをする、多少の嫌な所はひとまずおいて、もっと相手のこと知っていい所を探すんです。」とアドバイスしました。

「その人だっていい所あったはずですよ。先輩に会いたいと言ってくれたひとなんですから、もう少し素直になったらどうか」とフォローしました。くるみの言葉が心にしみた松本は「次頑張ってみようかな」と前向きな気持ちになりました。そんな二人の様子を隠れて盗み見る同僚尾田さん。『あいつら…最近やたら騒がしいと思っていたら婚活かよ!』と尾田さんは悪態をつきました。

そして、『う…うらやましい…』と心の底から思いました。「私も32才、結婚したいよ、誘ってよー」と思いますが、それを正直には言えません。さも偶然を装って「何、あんたたち婚活パーティー行くの?私も一緒に行ってあげようかー?」と2人の会話に入っていく尾田さんなのでした。

※初出時、表現に誤りがありましたので修正いたしました。

 

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【著者プロフィール】

広田奈都美(ひろた・なつみ) HP

漫画家・看護師。某地方総合病院にて勤務後、漫画家としてデビュー。著書は「僕達のアンナ」(集英社)、「お兄ちゃんがコンプレックス」、「ママの味・芝田里枝の魔法のおかわりレシピ」(秋田書店)他。

 

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