愛は失われるもの？｜マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌（49）

2018/09/11

（これまでの話は▶コチラ）
もも子の頭に浮かび始めた「離婚」の二文字。その理由は？

休憩中、もも子は「最近カフェにも行ってない」と、つぶやきました。「私はいつもお弁当…結婚してからいつかマイホーム建てたいな―と思って節約してるの。」と同僚の松本に愚痴を吐き始めました。

「カフェでカフェラテ一杯飲むお金でお弁当一個作れるわけ。朝ついでに旦那の弁当も節約で作るんだけど…あいつは…。ヌケヌケと毎日カフェに行くんだよ…！！執筆のためだとか言って！！」と旦那への不満をこぼしました。松本ナースは、「うーん、クズ。」ともも子に同情しながら、「でもまぁ…新人賞までは様子みてみてら？」とアドバイスをしました。

松本ナースは、様子をみたら？と口には出したものの『別れちゃいなよ！ってココまで出てるのに、もも子に別れてほしくない…。』と無意識に草壁先生を思い出しました。そんな自分に驚きながら『まさかそんな考えが私の中にあるって思いたくない！もも子は友達だもん…幸せになってほしい…』と否定しますが、草壁先生の笑顔が頭から離れませんでした。

家に帰った松本は、『今年で30歳か…いい人と出会えることなく、この年齢になって、仕事終わったら風呂入って、ビール飲んで…というのが幸せな人生だけど、そろそろ先のことも考えなくちゃなー』とぽつぽつと考えていると、母からの電話が鳴りました。

結婚しろという母からの電話に、「今主任研修やってるし、忙しくて無理。」と軽くスルーして電話を切りましたが、『とか言ってるけど本当は…結婚する気がないのよねー…。もも子の結婚生活もアレだし…』と思っていると、再び草壁先生の顔が浮かんできました。

草壁先生を思い出しては、ドキドキする松本。『私にもまだ人を好き人なる力があるんじゃないかって話よ！』と、草壁先生が気になるということは否定するのでした。翌日、松本はもも子に「私、お見合いとか、結婚相談所行ってみよっかなー。」と打ち明けました。

その報告に喜んで「私、男性紹介するよ！」とわくわくするもも子でしたが、「それはいい！ダメお引っぱってきそうだから。」ときっぱりと断られてしまいました。「だれがダメ男吸着剤だ」と言い返しているところに、くるみが休憩室へ入ってきました。

先程休憩室にいなかったくるみから「何となくですけど松本先輩、婚活されるんですかー？」と質問され、『絶対外で聞いてただろ、お前』と心の中でツッコミをいれるもも子と松本。「親がうるさくて仕方なくよ…。」ととり繕うとくるみは強い口調で、「結婚は慎重に！！愛とか恋で選ぶとロクなことないですよ。」と助言しました。