患者さんに馴れ馴れしい?

実習お疲れ様です。
真摯に患者さんに向き合われていてすごいです！
私は学生の時、向き合うってどういうことか分からず患者さんと表面上の接し方しかできず、コミュニケーションには自信があった方でしたが、途中から自信喪失してしまった過去があります。

それはともかく、どんな話か具体的には分かりませんが、何でもかんでもまっすぐ伝えすぎなのではないかという印象を受けました。

本来、患者さんからの不満や苦痛が正当なもの（医療者側の態度など改善できるものなら）であれば、主張して改善されていくのが筋なのです。
トピ主さんの報告は本来なら正しいことだったと思います。

でもどうしようもないこと（例・看護師がこんな治療しても苦痛を与えるだけではないかと予測できても、医師からの指示であったり）もあったりするわけです。
例えばよくある「待たせてしまう」という不満であったりしても、他の患者さんもいたり看護師不足であったりするので、全ての患者さんが満足いくように看護師は動けたりしないです。
またこんな言い方も良くないですが、看護師はできうる限りの精一杯を尽くしていても、「患者はお客様」というように王様気質の患者さんもいるわけで‥

もちろんトピ主さんの今回のケースが本当はどうか分かりません。でも物事は色んな方向から見るといいかと思います。私も学生の時は患者さん側からしか見れませんでしたが、看護師になってみて色んなジレンマがあることを身をもって知りました。
そんな時にまっすぐ看護学生から指摘されたら、ちょっと辛いかも。

でもトピ主さんは学生だから報告するのは当たり前のことです。
ここは少し賢くなって、伝え方の勉強と思ってやってはどうですか？

例えば「看護師は私を待たせてばかり」という不満であれば、「◯◯さんは待っているうちにどんどん不安になられる気質のようです。病棟の状況もお伝えしながら、◯◯さんにとって待つことによって一番不安になることは何かお話し聞いていきたいと思います」

「検査や採血ばかりで痛いし、辛い」という不満であれば「検査や採血の必要性は分かっていても、怖さがあるので不安にならないように検査前には説明をしていけるように関わります。」

など‥

ちょっと伝え方を変えて、受け手である指導者さんがトピ主さんに嫌な印象を持たないようにするんです。
本当は個人的な感情で実習評価をしてはならないのは大前提ですが、正直、教員も指導者も人間ですから。
またこの方たちもこの方たちにしか分からない苦労や、厳しさの裏に学生への愛情もあるわけです。

トピ主さんもテスト、国試対策、実技練習、実習の記録、実習の技術‥これまで頑張られてきたと思います。
ですがすべて完璧ではなかったと思います。
そこを超・正論で「◯◯は何でできなかったの？もっと練習すればできたはずだよね？」などと詰め寄られたら辛くないですか？

詰め寄ってきた人の主張は正論だから、いや
確かにそうなんだけどさぁ〜‥ってなって、その人への印象は悪くなりませんか？
しかも努力したくてもその時期にどうしようもない事情が重なってたりしたら‥

長々とすみませんが、教員や指導者との接し方、相手の背景も見ようとする、今後も大切だと思うので、これも勉強と思って頑張ってください。

看護師にも色んな人がいます。人の粗を探すのが好きな人だったり‥。
よっぽど自分よりコミュニケーション取れているのが悔しかったんでしょうね。
看護師になったら業務で手一杯の事が多いので今の長所をどんどん伸ばしてください。
よっぽどストレスを感じているのなら先生に一度相談をするのもいいと思います。
これからもお互い頑張りましょう。

きっと指導者さんは、病院や働いている私達を悪く言われたと捉えたのではないでしょうか？
なかなか一人の方と長く関われるわけではないので、実習中に長く関われるのは貴重だなと今なら思います。
ありのままを伝えるのではなく、それをどう援助に活かすかを伝えていけたらいいのかなと思います。
真っ直ぐなのはいいのですが、おとなになるとどうしても本来なら必要ない陰湿な部分が見えてしまうので、聞いて聞かぬふりも時には必要なのかなと思ったりもします。
あと少し頑張ってくださいね。応援しています。