「どんな看護師になりたい?やりたい看護は?」自分の目標がわからない…|看護師かげと白石の今週のモヤッと(70)

この連載では、総合病院で働く看護師のかげと中堅看護師の白石が、読者から寄せられた「看護の現場で感じるモヤモヤ」にお答えします。

みんなの「モヤッと」が「ピカッと」に変わりますように!

 

連載:看護師かげと白石の今週のモヤッと

Vol.70 「どんな看護師になりたい?やりたい看護は?」自分の目標がわからない…

仕事が遅く、周りにも「仕事ができない」と思われてないか気になる看護師のイラスト

 

看護師白石さんのアイコン

今回は、将来について考えている看護師7年目の方からのお悩みです。

 

 

次の自分の目標は何だろう、と悩んでいます。

 

どんな看護師になりたいのか…やりたい看護は何なのか…。

 

「まずは、自分を知ることから」とはわかっているのですが。

 

お2人はこのように、「自分の次のステップが何か」がわからないとき、どのようにされていますか?

 

(こうちゃんさん 看護師7年目)

 

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今後、看護師としてどうしていこう…って漠然と悩む時期ってあるよね。

 

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うん。

入職して数年間はとにかく仕事を覚えるのに必死だったけど、そこを過ぎて、仕事にも慣れて後輩をサポートするようになった頃とかに、ふと思ったり…。

 

相談者さんも、もしかしたらそんな心境にあるのかもしれないね。
 

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自分の次のステップが何かが見えないと、ちょっと不安な気持ちにもなるよね。

白石さんと一緒に考えてみるね!
 

 

自己分析は大切!でも方法はいくつかある

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自分の次のステップを考えるとき、相談者さんも言っているけど「まずは、自分を知ることから」って、僕もそう思うなー。

 

「どんな看護師になりたいか、やりたい看護は何か」をいきなり考えようとしても漠然としすぎて、どこから手を出していいのかわからないっていうか…。

 

やっぱりまずは、自分はどんなことに興味があって、どんなスキル・強みがあって、どんな価値観を持っているんだろうって考えてみるのが手がかりになるよね。

 

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私もそう思う。

自分がこれまでやってきたこと、感じてきたこと、大切にしてきたことを振り返ると、次に自分が目指したいものがなんとなく見えてきたりするよね。

 

たとえば、

「新しい技術を身に付けたり、スキルアップを実感したりするのが、わりと好きだな」
「この領域で経験を積んできて◯◯が得意になった。でも、△△はもうちょっと頑張りたい」
「患者さんとのこんな場面にやりがいを感じることが多いかも」

とか。

 

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うんうん。
でも、一人で考えてもわからない…ってこともあると思う。

 

そんなときは、周りの人からの意見を参考にしてみるのはどうかな?

 

「あなたのこういうところが良いと思う」って言われて、あ、自分では気づかなかった長所だなって発見があったりするよね。

 

「この長所をもっと生かすなら…?」とか考えていくうちに、次の目標が見つかったり、新しいことにチャレンジする勇気が湧いたりするかも。

 

僕も自分のステップアップを考えたとき、同僚から褒められたことを参考にしたよ。

 

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なるほど!
第三者の客観的な意見が、次の目標の参考になったり、自信にもつながったりするんだね。
 

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うん。
「自分を知る」って言っても、一人で黙々と自分自身に向き合うのが得意じゃない人は、誰かと話しながら考えてみるのがオススメかも。

 

仲の良い同僚とかに客観的な自分への感想を聞いてみると、より自己分析が深まるんじゃないかな。

 

 

必ずしも具体的な目標でなくても大丈夫

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看護師としての次のステップとか目標って、いろいろあると思うけど、必ずしもピンポイントで具体的な、カッチリした目標だけじゃないと思うんだ。

 

たとえば、白石さんはよく「病棟のおかあちゃんみたいな存在になりたい」って話してたけど、そういうのもいいなと思うんだよね。
 

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おお(笑)。

 

「病棟のおかあちゃんみたいな存在になりたい」って思ったのは、私が新人の頃にそんな先輩看護師にとても救われたからなんだ。

 

今度は私がそうなれたらって。

これも「目標」の一つかなと思う。

 

今はそんな存在になるために何ができるか考えたりして、自分が「こうなりたい」と思う姿に向かっていろいろ試しているよ。
 

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うんうん。

僕は今のところ、どんな看護師になりたいかがまだわからないんだ。

 

だから「とりあえず気になったものは挑戦してみよう!」ってことで、転職して別の病院で働いてみたり、いろいろ経験しているところなんだよね。

 

ふわっとした考え方かもしれないけど、その方向で今は良いんじゃないかな~と思って、僕は納得しているよ。

 

相談者さんも少し肩の力を抜いて、「どんな感じな看護師になっていきたいかな」みたいな視点で考えてみるのはどうかな?

 

自分の納得がいくまで、とことん悩み抜くと何か見えてくるかも

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ここまでいろいろ話してきたけど、私は相談者さんが納得できるところまで、悩めるだけ悩むのもアリだと思うよ。

 

悩むのは悪いことじゃないし、それだけ自分にとっては重要で真剣なことだと思うから。

 

結局、自分のありたい姿は、自分にしか見出せないし。

 

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そうだね。
あれこれ悩んで、考え抜いた先に「あ、これかも!」とビビっとくる答えを見つけることも

あると思う。

 

どこにヒントがあるかわからないし、アンテナを張って探し続けたら見つかるかもだし。
 

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そうだね。
相談者さんの次の目標が見つかることを祈っています!

 

そして、さみしいですが、今回でこの「看護師かげと白石の今週のモヤッと」は最終回となります。

 

みんなの相談に答えながら、自分たちもいろいろ考える機会になって、とっても勉強になりました。

 

ありがとうございました!
 

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お悩み・質問を送ってくれたり、読んでくれた皆さん、ありがとうございました!

またいつか、どこかで!

 

 

今週のピカッと


☆自分の次のステップを考える上で、自己分析は大切。一人で自分を見つめてみたり、誰かと話しながら自分のことを知っていこう

 

☆必ずしも具体的な目標でなくても大丈夫

 

☆自分が納得がいくまで、とことん悩み抜くと何か見えてくるかもしれない

 

 

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プロフィール

看護師のかげ(@877_727)

医療の勉強に役立つ(てほしい)絵や仕事でのほっこり話などをTwitterでつぶやいています。

 

 

書籍紹介

 

『ホントは看護が苦手だったかげさんの イラスト看護帖〜かげ看〜』

かげ 著、永岡書店

看護師かげさん著「ほんとは看護が苦手だったかげさんのイラスト看護帖~かげ看~」の写影

 購入はこちら

 


10年以上病院で働いてきて、現在はいろんな場所で働いている看護師兼ライター。

最近は、後輩に飴ちゃんあげるおかん系看護師になりつつある。

 

 

書籍紹介

 

『Letters~今を生きる「看護」の話を聞こう~私もエールをもらった10人のストーリー』

白石弓夏 著、メディカ出版

白石弓夏著『Letters~今を生きる「看護」の話を聞こう~私もエールをもらった10人のストーリー』の写影

 購入はこちら

 

イラスト/かげ

編集/木村さちこ(看護roo!編集部)

 

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