コミュニティナースは「町を健康にする」看護師|マンガ・コミュニティナースの仕事【1】

もっとやれるナースの力。コミュニティナースその1

Vol. 1 コミュニティナースは「町を健康にする」看護師

はいさい!漫画家でナースの明です。今回もステキなナースの力を紹介します。

たくさんの可能性を秘めた看護の力。その力を信じて新たな取り組みを始めたナースたちがいます。その名は…

コミュニティナース。地域で活動し、「町を健康にする」看護師さんです。

明さんは「それって訪問看護じゃないの?」と質問しますが、コミュニティナースの活躍の場は、在宅でも病院でもなく…

町の日常の中なのです。町に暮らす人々と共に健康で豊かな町を目指します。

町を健康にする方法は、コミュニティナースが中心となって、人と人をつなぐこと!

助けが必要な人、困っている人を直接支援するだけでなく、地域でつながった人々が互いに助け合える土壌(コミュニティ)を育みます。

そのためにまずは自分が町の人々とつながり、人々に必要なことや困りごとを探り、人々同士をつなげ、共に解決できるように働きかけます。

一見ナースには関係なく見えるけど、「情報収集・アセスメント・問題抽出・看護計画」は病院でもやっていることです。

さらに…とコミュニティナースの説明は続きます。

日常的に関わることで病気の予防や早期発見、生活習慣の改善にもつながりやすい。

コミュニティが深まることで今まで医療の届きにくかった人々にアプローチする機会にも恵まれます。

町の暮らしの中で、コミュニティナースはその力を発揮するわけです。アセスメント力はナースの武器なのです。

明さんは循環器に勤めていたので、生活習慣病の若年齢化が心配でした。日常に働きかけることができたらいいなと思っていたそうです。

体は健康だけど、人とのつながりがなくて心がつらくなってしまう人が経つといいな…。精神的に孤独なママとか、行き場のない子どもたちとか…一人暮らしの若者・老人…。

つまり…

コミュニティナースは人々や町をつなぐ『ハブ』の役割を担い、健康で豊かな

人生を支える看護を目ざします。

まだまだ始まったばかりの取り組み。(2016年4月に開始されました)。活動の場は少なく、なじみもありません。

それでも、ナースの力を信じる人たちの活動は少しずつ始まっています。次はそんな人々の活動を紹介します。

【取材・マンガ】明(みん)

看護師・漫画家。沖縄県出身。大学卒業後、看護師の仕事の傍らマンガを描き始める。異世界の医療をファンタジックに描いたマンガ『LICHT-リヒト』1~3巻(小学館クリエイティブ)が好評発売中。趣味は合気道。

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