プレナース入職直前コラム◇楽しく働き始めるために、今、考えておいたらいいこと【2】

【yoyoco】看護師・イラストブロガー。臨床現場での豊富な経験をもとに、ブログ「Three Y」で看護師の悲喜こもごもをイラストとともに掲載中。


 

プレナースのみなさまへ。

 

国家試験という大きなゲートをクリアして

今は4月に向けて一息ついている頃でしょうか。

4月からは、広い、広い「臨床」という海原への

大航海が始まります。楽しみですね!

 

凪いだ気持ちのいい日もたくさんあります。

でも、きっと雨の日も、嵐の日もあると思います。

いろんな日があって良いと思います。

その1つ1つが、看護師としての成長につながっていきますから。

 

でも、辛くなってしまうこともありますよね。

だからここでは、みなさんがぶつかるであろう波を

いくつか紹介して

みなさんが楽しく臨床を航海できるお手伝いが

できればいいなと思っています。

 


 

プレナース入職直前スペシャルコラム◇楽しく働き始めるために、今、考えておいたらいいこと

By yoyoco

 

Vol.2 断られることもあるさ。

2つめの波は

「断られることもあるさ」ということ。

 

実習のときは、患者さん側も

「看護学生さんだから」「引き受けたから」という理由で

断らずに了解してくれていることが多々あります。

しかし臨床にでたら、そういうわけにはいきません。

 

看護師のWebマガジン【ステキナース研究所】|プレナース応援コラム【2】断られることもあるさ。

 

やるべきケアなのに断られることもあります。

実習で習った通り、目的を説明しても

「いいよ」と言ってもらえず、困り果てることもあります。

あまり断られたという経験がない人にとっては、

断られることが続くと、大変なストレスになるようです。

 

「私の説明の仕方が悪いのかしら?」

「私にやられるのが嫌なのかしら?」

「私は嫌われているのかしら?」

思考はどんどん悪い方へ・・・。

 

埒があかずに先輩に相談して

先輩が患者さんに声をかけたら、あっさりOKなんてことも。

挙句の果てに、先輩から

「ちゃんと説明すればわかってもらえるから」

なんて言われてしまって、大ショック。

自信を喪失するばかりでなく

「なんなの、あの患者さん、嫌い!」

そういう方向に傾いてしまうと

次のその患者さんのところに行くのが苦痛ですよね。

 

そう思ってしまう前に

「断られることだってあるんだ」ということを

きちんと心にとめておくといいと思います。

 

ただどうして断られたんだろう?ということは

きちんと考えることが大切ですね。

 

たまたまタイミングが悪かったのかもしれません。

声のかけ方や説明の仕方が足りなかったかもしれません。

患者さんの具合が少し悪かったのかもしれません。

まだあなたと患者さんの間に信頼関係が足りないのかもしれません。

もちろんあなたの態度が至らなかっただけかもしれません。

 

いろんな可能性は考えてみる余地があります。

 

そして先輩の関わり方からも学びましょう。

先輩だって、自分と同じ時があったはず。

だから〇年後は同じようにできるはず!

そう思って前に向かう気持ちが大切ですね。

 


【yoyoco】看護師・イラストブロガー。臨床現場での豊富な経験をもとに、ブログ「Three Y」で看護師の悲喜こもごもをイラストとともに掲載中。


  

【プレナース入職直前コラム◇楽しく働き始めるために、今、考えておいたらいいこと】

Vol.1 注意されることもあるさ。

Vol.2 断られることもあるさ。

Vol.3 比べられることもあるさ。 3/27 up予定

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