女性の医療用麻薬乱用に国連が警鐘―米著名人の使用も問題に
【ナース知っ得ニュース 2015/7/1】
トヨタ自動車の女性役員による密輸事件で話題になった医療用麻薬。先日国連が、オキシコドンなどの医療用麻薬の乱用が女性の間で広まっているという報告を発表しました。
オキシコドン、女性の乱用拡大に懸念…国連(YOMIURI ONLINE)

女性の医療用麻薬の乱用に国連が「特別の懸念」
6月26日に、国連の薬物・犯罪事務所(UNODC)が2015年版の麻薬報告書を公表しました。報告の中では、男性よりも女性のほうがオキシコドンなどの医療用麻薬を乱用するケースが多いことが指摘されており、その依存性の高さから警告が出されました。特に乱用が多く広がっているのは、北米の女性だと公表されています。
トヨタ自動車常務役員による密輸も医療用麻薬
トヨタ自動車の女性常務役員が密輸したのも「オキシコドン」という医療用麻薬でした。
逮捕されたジュリー・ハンプ容疑者は、オキシコドンなどを含む錠剤を小包でアメリカのミシガン州から輸入した容疑で逮捕されています。
オキシコドンはアヘンに含まれる成分から合成される鎮痛剤の一種で、怪我や歯痛、がんの痛みなどの緩和に使用される「オキシコンチン」主成分。アメリカでは医師の処方箋があれば購入できますが、錠剤を砕いて鼻から吸ったり、水に溶かしたものを注射することでヘロインと同じような効用が得られます。その手軽さから乱用が広がっており、依存性の高さが問題視されています。
マイケルジャクソン、ヒースレジャー…著名人も乱用か
オキシコドンの乱用はアメリカでは大きな社会問題になっており、著名人にも乱用者が多いといわれています。2009年に死亡したマイケル・ジャクソンや、俳優のヒース・レジャー、ロックアーティストのコートニー・ラブなどハリウッドスターも常用していたと報道されました。
オキシコドンなどの医療用麻薬は乱用を続けると、強い禁断症状が出ます。その依存性の高さを懸念し、国連は警告を強めています。
(参考)
マイケル・ジャクソンも乱用 密輸のオキシコンチン ヘロインのような高揚感、禁断症状も(産経ニュース)
オキシコドン:著名人の乱用も(毎日新聞)
麻薬オキシコドン、米では鎮痛剤で普及 乱用が社会問題(朝日新聞DIGITAL)
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆救急の問題◆熱中症について正しいものはどれでしょうか?
- I~IV度の分類がある
- 水分をとっていれば予防できる
- 死亡事例はない
- 高齢者は熱中症になりにくい
1918人が挑戦!
解答してポイントをGET


コメント