最終更新日 2018/12/14

結膜炎

結膜炎とは・・・

結膜炎(けつまくえん、conjunctivitis)とは、結膜の炎症である。結膜とは、眼瞼と眼球の表面を覆う粘膜組織であり、眼球結膜は強膜が角膜に移行する部分までの眼球を覆っている。この結膜の部分に炎症を起こすと、通常、赤くなったりピンク色になったりする。

【検査・診断】
結膜炎には、ウイルス性や細菌性、アレルギー性があり、診断は除外診断が行われる。目の充血があるが、角膜や虹彩に異常がない場合や緑内障でない場合に、結膜炎が疑われる。この際、外傷や異物の除外を忘れずに行うようにする。
また、結膜炎の中でも、細菌性か非細菌性かの鑑別は重要である。細菌性結膜炎は通常、一側の目から始まるが、すぐに両側に広がり、眼脂も多く、緑がかっていることが特徴である。培養検査は必要ないが、淋菌性の結膜炎の場合には診断に必要となる。

【治療】
細菌性結膜炎の場合は、抗菌薬の点眼薬が有効である。他の結膜炎の治療方法として確立されたものはないが、アレルギー性結膜炎の場合は、症状緩和のために抗ヒスタミン薬を含んだ点眼薬を使用する場合がある。

【予防】
特にアデノウイルスによる結膜炎は感染力が高いため、手洗いや同じタオルを使用しないなどの感染予防が重要である。

執筆: 畑 菜摘

兵庫県立尼崎総合医療センター ER総合診療科 救命救急センター

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