最終更新日 2018/10/26

間欠的自己導尿法

間欠的自己導尿法とは・・・

間欠的自己導尿法(かんけつてきじこどうにょうほう、intermittent self catheterization)とは、残尿量にもよるが、1日4~6回程度、自身で導尿を行うことをいう。
導尿とは、尿道にカテーテルを導くことで、膀胱内に貯留している尿を体外に排出する方法をいう。

【適応患者】
排尿障害によって残尿や尿失禁がある患者に対して施行される。
排尿障害によって膀胱内に尿が貯留しすぎると、膀胱から腎臓へと尿が逆流することが起き、重篤な尿路感染症に進行したり、膀胱壁が慢性的に引き延ばされていることによって膀胱が収縮する力がなくなるなど、さらなる排尿障害に拍車をかけてしまったりする。こうした排尿障害に対する対処としては、まずは生活習慣の見直しをして、薬剤を使用してみて改善するかどうか確認し、それでも改善しない場合の方法として、間欠的自己導尿法を用いる。

【利点】
間欠的自己導尿法は、導尿法の中でも、持続的に導尿する膀胱留置カテーテルと比較して、カテーテル留置による尿路感染症や萎縮膀胱などのリスクを減少することができる。

【欠点】
患者自身で導尿操作の習得が必要となり、一定時間ごとの自己導尿や、必要な物品を常時携帯する必要がある。

執筆: 㮈本悠嗣

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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