最終更新日 2018/09/25

尿道カルンクル

尿道カルンクルとは・・・

尿道カルンクル(にょうどうかるんくる、urethral caruncle)とは、女性の尿道にできる良性腫瘤のことである。更年期(中年)以降に発生しやすいとされている。外尿道口付近の尿道後壁から発生するため、外尿道口の肛門よりの方向から発生する。大きさは、大豆と表現されるような形状で、血流が豊富なため赤色を呈している。

【症状】
排尿時の尿道出血や血尿が症状として多く、「排尿後に血が付いた」といった症状から受診に至るケースが多い。その他の症状としては排尿痛や接触痛がある。腫瘤の小さいものでは、症状が表れないこともあり、その場合、特に治療介入はせずに経過をみる。

【原因】
原因は不明であるが、便秘や妊娠、多産と関係するかもしれないと考えられている。

【治療】
良性の腫瘤であるため、基本的には軟膏で経過観察する。症状が頻回で気になるなど、自覚症状がある場合は、外科的切除も可能である。

執筆: 㮈本悠嗣

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

SNSシェア

用語辞典トップへ