最終更新日 2018/02/01

筋肉

筋肉とは・・・

筋肉(きんにく、muscle)とは、収縮運動により身体や臓器の運動を担う器官である。

【分類】
筋肉は大きく分けて横紋筋(おうもんきん)、平滑筋(へいかつきん)、心筋(しんきん)の3つに分類される。
1)横紋筋
顕微鏡で見たときに、規則正しい横紋が見られるのでこのように呼ばれる。筋肉を構成する筋線維が一方向に規則正しく配列しているために横紋に見える。
一方向に筋線維が並んでいるために一方向へ強く、素早く収縮することが可能である。そのほとんどは骨格筋であり、自分の意思で自由に収縮運動をコントロールできることから随意筋とも呼ばれる。
2)平滑筋
横紋筋とは異なり、筋線維が不規則に配列しているため顕微鏡で見たときに、表面が一様で滑らかに見えるためにこのように呼ばれる。筋線維の配列が不規則であることから、さまざまな方向に収縮することが可能である一方、収縮速度は遅い。血管や内臓に分布して、血管の収縮・拡張や腸管の蠕動運動(筋肉の収縮運動が徐々に移行すること)に関与している。その収縮運動は意識的にコントロールできないため不随意筋とも呼ばれる。
3)心筋
心臓を構成し、心臓以外に分布していない筋肉である。顕微鏡で見ると、横紋が確認できるので横紋筋に分類されるが、自分の意思で収縮運動をコントロールすることができない筋肉であり不随意筋でもある。ミトコンドリアが細胞内に非常に多く存在しており、疲労に対して高い耐性を持つことも特徴的といえる。横紋筋と平滑筋の特性を併せ持つ特殊な筋である。

執筆: 野浪 豪

神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科 救命救急センター

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