最終更新日 2019/12/11

カルシウム

カルシウムとは・・・

カルシウム(かるしうむ、calcium;Ca)とは、生体内で最も多量に含まれる無機物質である。体内のカルシウムの99%は骨やに存在しており、わずか0.1%が細胞外液中に存在する。

血清カルシウムの約50%は生理的活性を持つイオン化カルシウム(Ca2+)で、各種酵素の活性化、細胞間の接着、血液凝固に関与し、副甲状腺ホルモン、ビタミンDによってリン(P)とともにコントロールされている。

【基準範囲】
血中のカルシウム(血清カルシウム)の基準範囲は8.8~10.1(8.5~10.5)mg/dLである。血清中のカルシウムはその約50%がアルブミン(Alb)と結合しており、低アルブミン(Alb)血症では補正が必要である。
補正式は以下の通りである。

・Payneの補正式
補正Ca濃度(mg/dL)=実測Ca濃度(mg/dL)-血清Alb濃度(g/dL)+4

血清カルシウム濃度が10.5mg/dL以上の場合を高カルシウム血症、8.5mg/dL以下の場合を低カルシウム血症という。

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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