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2015年06月18日

ロフストランドを使用する歩行介助|歩行介助(3)


【監修】

筑波大学附属病院 看護部

小山記念病院 看護部

監修者・監修病院についての詳細

 

「ロフストランド杖」の適応

  • 片側の下肢に障害や筋力低下があり、立位保持が困難
  • 前腕の力が強いこと

「ロフストランド杖」の特徴

  • 握りを掴むため、大きな荷重を伝えやすい
  • 握りに荷重が加わると、前腕カフに前腕が押し当てられ、指示性が高くなる
  • 前腕での支持になるため、立位の補助機能は低くなる

「ロフストランド杖」の長さ調節

(1)立った状態で、足先から前へ15cm、外側へ15cmはなれたところに杖を置く

(2)この状態で肘関節の下に前腕カフが来るように長さを調節する

 

「ロフストランド杖」の調整

(1)健側の腕にロフストランド杖を持つ

⇒患側に荷重がかかることを防ぐために実施する

(2)前腕カフの輪の部分に腕を入れ、手の甲を上に向けてしっかりと握り、ひじを軽く曲げる

 

「ロフストランド杖」を使用した介助方法

■原則■

介助者は患者さんの患側に立ち、背中を支える

⇒患側への転倒が多いため

 

「ロフストランド杖」を使用した介助~平地を歩く場合~

(1)杖を前に出す

(2)患側を前に出す

(3)最後に健側を前に出す

⇒この動きを繰り返して前に進む

 

「ロフストランド杖」を使用した介助~階段をおりる場合~

(1)介助する看護師は、患者さんよりも一段下に先行し、体を支えるように杖先を一段下におろす

(2)バランスを失わないように、介助する看護師は患者さんの腕を曲げて胸に置いて、その腕を片方の手で支える

(3)もう一方の手で患者さんの背中を支え、前後両面から体を保持する

(4)階段を下る時は、平地と同じく、患脚を先におろす。続いて健脚をおろす

(5)この繰り返しで、「杖→患脚→健脚」という順で階段をおりる

⇒介助する看護師は常に一段下から体を支える

 

「ロフストランド杖」を使用した介助~階段をのぼる場合~

(1)介助する看護師は患側に立ち、一段下で体を支える

(2)くだりの時と同じように患者さんの腕と背中を支える

(3)杖先を一段上に乗せる

(4)先に健脚を前に出す

(5)最後に患脚を前に出す

(6)この繰り返しで「杖→健脚→患脚」という順で階段をのぼる

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今日の看護クイズ 挑戦者298

酸素飽和度についての説明で、正しいものはどれでしょうか?

  • 1.酸素飽和度とは、静脈内の赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示したものである。
  • 2.パルスオキシメータを用いて測定した値をSaO2、動脈血ガス分析で測定した値をSpO2という。
  • 3.SpO2が正常であれば、体内の酸素量は十分であると判断できる。
  • 4.健康な人の酸素飽和度は96~99%だが、酸素吸入時はSpO2を90%以上維持すれば通常は十分である。
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