浣腸は無菌操作でなくてもよいのはなぜ?|浣腸

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は浣腸に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

浣腸は無菌操作でなくてもよいのはなぜ?

回盲弁を境にして、大腸内の細菌は急激に増加しますが、健康な人の大腸内には腸内細菌叢によって細菌が常在しているため、浣腸を行う際には無菌操作である必要はありません。

 

ただし、高圧浣腸の場合にイリゲーターの位置が高すぎたり浣腸液の量が多かったりすると、浣腸液が回盲弁を逆流して回腸内に入る危険性があります。

 

大腸の内容が回腸に逆流すると、細菌性小腸炎を起こすこともあります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

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