血圧測定時、袖を肩までまくるなどして 上腕の圧迫を避けるのはなぜ?

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は血圧測定時の袖に関するQ&Aです。

 

江口正信
公立福生病院診療部部長

 

血圧測定時、袖を肩までまくるなどして上腕の圧迫を避けるのはなぜ?

 

圧迫されることにより、上腕動脈の血流が少なくなるためです。

 

血圧測定時の袖は

上腕で血圧を測定する際、マンシェット以外に腕を締めつけるものがあると、正確な値は測定できません。これは上腕を圧迫することで、上腕動脈の血流量が減少し、血圧が低下するからです。また、薄いシャツやブラウスの場合は、袖をまくるより着たままのほうがかえって圧迫を避けることになります。まくり上げた袖で腕を締めつけるようなら、片袖は脱いだほうがいいでしょう。

 

⇒この〔連載記事一覧〕を見る

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』 (編著)江口正信/2015年3月刊行/ サイオ出版

この記事をシェアしよう

看護知識トップへ