心臓の弁と筋肉|からだずかん【7】

『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は1章『循環器系』より、「心臓の弁と筋肉」について解説します。

 

著:角野ふち
 

 

心臓の弁と筋肉

心房と心室の間や、心室の出口にはそれぞれ弁という扉のような構造があります。

 

血液は常に逆流しないように一定方向に流れていますが、このような弁があるおかげでその循環をつくっています。

 

心臓には、血液が逆流するのを防ぐために心房と心室の間(三尖弁・僧帽弁)および心室と動脈の間(肺動脈弁・大動脈弁)に弁があり、壁は骨格とは繋がらずに自律的に拍動する不随意筋である心筋からなる。

 

房室弁は、腱索とよばれる線維で乳頭筋とつながっています。

 

心筋を含まない弁はこの腱索と乳頭筋に引っ張られて動くようなしくみになっています。

 

そのため、心室が収縮したときに心房側に反転することはありません。

 

心室拡張期には房室弁が開いて動脈弁が閉じ、心室収縮期には房室弁が閉じて動脈弁が開くことで、血液の逆流を防ぎ一方向の流れを作り出す。


 

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA

 

著者プロフィール
角野ふちプロフィール

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看護師、保健師、イラストレーター。

 

人のからだをかわいくポップなイラストで解説するコンテンツ『からだずかん』を、SNSやWebサイトで発信。

イラストを手がけた書籍に『薬メモ!』(大田和季著・じほう)、『みんなの救命救急科』(三谷雄己著・中外医学社)など。

日本メディカルイラストレーション学会会員。

 

webサイト: からだずかん
ショップ: ぞーきーず

 

 

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