2018/09/05 のクイズ
15歳、女児A子ちゃん。3日前より39度の発熱と全身倦怠感でぐったりとして食欲がなく、咳や関節痛も続いているため病院を受診したところ、インフルエンザAと診断され、薬を処方されました。A子ちゃんの家には5歳の弟Bくんがいます。以下の処方のうち、正しいのはどれでしょうか?
- 1. A子ちゃんに、ザナミビル(リレンザ®)10mg/回を1日2回、5日間吸入するよう処方された。
- 2. A子ちゃんは経口摂取が難しいため、ペラミビル(ラピアクタ®)300mg(NA阻害薬)を点滴した。
- 3. 同居している弟Bくんに、予防投与でオセルタミビル(タミフル®)75mg(NA阻害薬)を1日2回、5日間の内服で処方された。
- 4. A子ちゃんに、ラニナミビルオクタン酸エステル(イナビル®吸入粉末剤)20mgを1回分吸入するよう処方された。
挑戦者3843人 正解率15%
- 1. A子ちゃんに、ザナミビル(リレンザ®)10mg/回を1日2回、5日間吸入するよう処方された。
-
不正解
ザナミビル(リレンザ®)を治療に用いる場合は、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与を開始しなければなりません。A子ちゃんは3日前より症状が発現しているため、処方としては間違いとなります。
- 2. A子ちゃんは経口摂取が難しいため、ペラミビル(ラピアクタ®)300mg(NA阻害薬)を点滴した。
-
正解
内服困難例や確実な投与が必要な場合は、ペラミビル(ラピアクタ®)が選択されます。基本、単回点滴ですが、症状に応じて連日および複数回投与が行われます。
- 3. 同居している弟Bくんに、予防投与でオセルタミビル(タミフル®)75mg(NA阻害薬)を1日2回、5日間の内服で処方された。
-
不正解
オセルタミビル(タミフル®)を小児に予防的に投与する場合、1回の投与量は体重あたり2mg/kgで計算し、投与回数も1日1回、10日間の内服となります。また、選択肢のようなオセルタミビル(タミフル®)75mgは、成人および体重37.5kg以上の小児の投与量です。治療と予防投与では用法・用量が異なるため、注意が必要です。
- 4. A子ちゃんに、ラニナミビルオクタン酸エステル(イナビル®吸入粉末剤)20mgを1回分吸入するよう処方された。
-
不正解
A子ちゃんは15歳のため、ラニナミビルオクタン酸エステル(イナビル®吸入粉末剤)の1回あたりの投与量は40mgとなります。10歳未満の小児であれば、1回あたりの投与量は20mgです。
引用参考文献など
1)医療情報科学研究所編.関雅文監.インフルエンザ.薬がみえるvol3.メディックメディア,2016,288-293.
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆呼吸器の問題◆くしゃみのスピードは何と同じくらいでしょうか?
- 100m走の世界記録
- 音速
- 新幹線
- 飛行機
1783人が挑戦!
解答してポイントをGET

