2024/09/18 のクイズ
◆周術期看護の問題◆「ムーアの分類」で、尿量が増加するのはどの病期のときでしょうか?
- 1. 傷害期
- 2. 転換期
- 3. 筋力回復期
- 4. 脂肪蓄積期
挑戦者10917人 正解率69%
正解は2です。「ムーアの分類」とは、術後の回復過程を4つの病期に区切り、それぞれの病期における生体反応を示したものです。尿量が増加するのは、第2相である転換期です。
【第1相:傷害期:術直後~術後2~4日】
神経内分泌反応が亢進し、全身状態が不安定となる時期です。傷害期では体温上昇や頻脈、尿量減少、浮腫などの症状が見られます。
【第2相:転換期:術後4日前後~数日間】
傷害期に見られていた神経内分泌反応が沈静化し、正常化してくる時期です。この時期、循環血液量が増加するため腎血流量も増え、尿量が増加します。痛みなども和らぎ、食欲も回復してくる時期です。
【第3相:筋力回復期:術後7日~数週間】
傷害期に低下していた筋肉が戻ります。また、水・電解質平衡などが正常化し、窒素平衡が負から正へ変化する時期です。
【第4相:脂肪蓄積期:術後数週間~数か月間】
ホルモン変動が消失し、体力の回復とともに脂肪合成が進み、体重の増加が見られる時期です。
- 1. 傷害期
- 不正解
- 2. 転換期
- 正解
- 3. 筋力回復期
- 不正解
- 4. 脂肪蓄積期
- 不正解
引用参考文献など
1)下徳 薫.新東京病院看護部編.心臓手術がもたらす身体への影響.本当に大切なことが1冊でわかる 循環器 第2版.看護roo!(2024年4月閲覧)
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