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2017/11/07の看護クイズ

86歳男性。前立腺肥大、糖尿病で、膀胱留置カテーテルを挿入しています。脳梗塞の既往があり、要介護3で週に1回訪問看護を利用しています。カテーテル交換は、泌尿器科を受診し、実施していました。その際、療養者からの苦痛の訴えや発熱はありませんでした。しかし、今回の訪問時に、畜尿バッグが青紫色に変色していることに気づきました。状況から考えて、適切な対応は次のうちどれでしょうか?以下から2つ選んでください。

  • 1.膀胱留置カテーテルを抜去する。
  • 2.排便コントロールを行う。
  • 3.畜尿バッグの交換を行う。
  • 4.医師へ報告する。

解説・答え

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正解者665人 / 正解率15

1. 膀胱留置カテーテルを抜去する。

不正解

泌尿器科疾患の既往があるため、カテーテルを抜去するかどうかは、抜去しても問題がないかを泌尿器科の医師に相談する必要があります。発熱などの尿路感染症の徴候はみられませんので、抜去する必要はありません。

2. 排便コントロールを行う。

正解

便秘などにより、腸内細菌が増殖すると、大腸内のアミノ酸の一種トリプトファンがインドールに分解されます。その後、インドールは肝臓でインジカンとなり、尿から排出されます。尿中のインジカンが色素となって、青紫色に膀胱留置カテーテルやバッグを染め上げます(これを「紫色尿バッグ症候群」と呼びます)。したがって、便秘の改善のために排便コントロールをする必要があります。つまり、この選択肢が正解となります。

3. 畜尿バッグの交換を行う。

不正解

蓄尿バッグの交換だけでは変色は改善しません。たとえ交換したとしても、また変色を繰り返すことになります。

4. 医師へ報告する。

不正解

※この選択肢も正解です。
この療養者さんには発熱などの全身症状がないので、この時点では感染徴候があるとははっきりとは分かりません。しかし、初めて紫色尿バッグ症候群に気付いたのであれば、医師の診断が必要となります。紫色尿バッグ症候群の患者さんの場合、プルゼニド®や抗生剤を内服していることが多いため、内服薬の検討が必要となります。

引用参考文献など
1)島田珠美.尿道留置カテーテル.系統看護学講座:統合分野:在宅看護論.医学書院,2013,205.
2)日本泌尿器科学会:泌尿器科領域における感染制御ガイドライン作成委員会.泌尿器科領域における感染制御ガイドライン.(2017年9月4日閲覧)
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今日の看護クイズ 挑戦者4668

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  • 1.「照射赤血球濃厚液(RCC)」は温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、冷凍した保冷剤を入れた保冷搬送容器を用いて搬送した。
  • 2.「照射赤血球濃厚液(RCC)」と「新鮮凍結血漿(FFP)」を1つの保冷搬送容器に梱包して丁寧に搬送した。
  • 3.「新鮮凍結血漿(FFP)」は、温度管理が不適切になると、機能低下が生じるため、保冷剤を入れた保冷搬送容器で搬送した。
  • 4.病棟では、「照射赤血球濃厚液(RCC)」は一般用冷蔵庫へ、「新鮮凍結血漿(FFP)」は一般用冷凍庫へ分けて収納した。
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