不思議なできごと|マンガ・こんな私も3年目~みちよのナース道【108】

これまでのお話
みちよが見守った、不思議なできごととは。

タイトル:不思議なできごと。みちよの病院に、肺がんから多臓器転移のあるターミナルのAさん 29歳が入院していました。Aさんは明るくて穏やかで礼儀正しい方でした。ある日の深夜帯、Aさんからナースコールがあり、みちよが伺うと、Aさんは、「夜中にすみません。なぜだか急に牛乳とあんパンが食べたくなっちゃって…」とお願いしました。

みちよたちは、いつもそんなお願いをしないAさんを珍しいと感じながら、牛乳とあんパンを用意して、Aさんへ渡しました。彼は深夜にもかかわらず、美味しそうに牛乳とあんパンを食べていました。それから1時間程して、またAさんからコールがありました。「どうされました?」とみちよが伺うと、Aさんは「汗かいちゃったみたいで、身体を拭いてもらえますか?」とみちよにお願いしました。

また深夜にもかかわらず、Aさんの清拭をしてあげました。それから1時間程して、みちよが彼の病室を巡回すると、Aさんは、穏やかな表情で静かに息を引き取っていたのでした。病院に勤めていると、時々こういった不思議なことがあると感じるみちよなのでした。

 


【著者プロフィール】

にわみちよ

埼玉県出身。高校の衛生看護科、看護専攻科を経て20歳で正看護師免許を取得、地元の総合病院に就職する。外科のほかに産科や企業看護師、産後ベビーシッターなども経験。妊産婦新生児向けのリフレクソロジーも行っている。H19年にマンガ家としてデビュー。最新刊『現役警察官の事件現場ナイショ話』 (バンブーエッセイセレクション)発売中!

 

『ナースになったらピュアな心がなくなりました。』 (バンブーエッセイセレクション) 好評発売中!

 

◆月刊誌『本当にあった愉快な話』(竹書房)

みちよが主人公の「現役ナースのナイショ話」が好評連載中!

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