履歴書の特技に何を書けばよいか悩む看護師さんのために、履歴書の特技欄の書き方や例文を紹介します。

いろいろな特技を想像している看護師のイラスト

履歴書の特技、何をどう書けばいい?

履歴書の特技欄の書き方で、押さえておきたいポイント3つを紹介します。

【特技:ダンス】学生時代、ダンス部に所属。10年以上、ヒップホップダンスの経験あり。のように、一言+説明を記入すると良い。

1:自分が特技だと思うものを率直に書く

履歴書の特技欄は、嘘をついたり過度に誇張したりせず、自分が素直に特技と思うものを書きましょう。

採用担当者が気にしているのは、特技の内容やそのインパクトではなく、そこからにじみ出るあなたの人柄だからです。

できれば、看護師の仕事に間接的にでも“役立ちそうな”特技を書けるとベターです。

たとえば、例のダンスなら、ダンスを通して養われた体力や協調性が仕事に生かせると考えられます。

あなたの特技の中で看護師の仕事に活かせそうなものがないか考えてみましょう。

2:「一言」+「説明」の2段階構成で書く

特技を書く際は、「一言」の後に「説明」を補足する2段階構成で書くことをおすすめします。

簡潔にまとまっていると読みやすいため、印象アップにつながります。

3:活動経験や期間などを簡単に書く

面接で採用担当者から質問された際、話が広がりやすい具体的な内容を少し盛り込みましょう。

たとえば、例のダンスなら、ダンス部に所属していた経験を書けば、活動内容や大会への出場経験などを話題にできます。

キャリアアドバイザー

履歴書の特技欄は、それほど重視されませんが、面接での会話のきっかけになったり、採用担当者の印象を左右したりすることもあります。手を抜かないようにしましょう。

【例文7コ】看護師の仕事に役立ちそうな特技とは?

看護師の仕事に役立ちそうな特技について、履歴書にどんなふうに書けばよいか7つの例文を紹介します。

例文やポイントを参考に、あなたの特技を考えてみてください。

1:体力づくりになる「スポーツ」

【特技:マラソン】学生時代、陸上部に所属。フルマラソン完走経験あり。現在も週2回ジョギング実施。

Point!

スポーツの特技は、体力づくりに長けていることや持久力のアピールになります。

採用担当者に好感を持たれやすいので、継続して打ち込んでいるスポーツがあれば書くことをおすすめします。

2:協調性をアピールできる「楽器演奏」

【特技:フルート】高校時代、吹奏楽部に所属。全日本吹奏楽コンクールの出場経験あり。

Point!

楽器の演奏ができれば、協調性や根気強さのアピールになります。

特に、吹奏楽部に所属し、コンクールなどに出場した経験があれば、チームワークの大切さを体感しているとして、プラスの評価になります。

病院によっては、演奏できる医療者の手で院内コンサートなどが開かれるところもありますので、実際に演奏スキルが仕事で役立つことも十分に考えられます。

3:物品管理に生かせる「整理整頓」

【特技:整理整頓】使用頻度を考えたうえで、散らからない片付け方法を考えるのが得意。

Point!

整理整頓のスキルは、物品管理などに活かせるとアピールできます。

「取り出しやすい方法を考えるのが得意」など、どんなふうに片付けるのが得意か、できるだけ具体的に書きましょう。

4:外国人患者さんと話せる「語学」

【特技:英会話】大学時代、カナダへ1年間の留学経験あり。TOEICスコア750点。

Point!

外国語に長けていると、外国人患者さんの対応ができるとして、プラスの評価につながります。

どのくらい勉強してきたかが伝わるように、留学経験や資格などを書きましょう。

5:掲示物づくりに役立つ「イラスト作成」

【特技:イラスト作成】手書きでもデジタルでも可。おもに人物や動物。

Point!

看護師の仕事では、患者さんへの説明用紙や掲示物など、イラストを用いた資料を作成する機会がよくあります。

そのため、イラスト作成スキルはアピールポイントになります。

具体的にどのようなイラストが描けるのかを書きましょう。

6:あらゆる場面で活きる「誰とでも話せること」

【特技:誰とでも話せること】常にオープンで人に接するため、初対面の人とでも、すぐに打ち解けて話すことができる

Point!

多職種との連携や、患者さんや家族とのかかわりなど、看護師の仕事でコミュニケーション力の高さが活きる場面はたくさんあります。

「気難しい人とも話せる」「コミュニケーションが難しい人とも根気よく話せる」など、どんな人と、どんなふうに話せるのかを具体的に書きましょう。

7:資料作りに役立つ「PCスキル」

【特技:PCスキル】ワードやエクセルを日常的に使用

Point!

看護業務では、掲示物や資料の作成など、PCスキルが求められる場面が多くありますので、好評価につながります。

PCを使用し、何ができるのかを具体的に書きます。

ただ、「得意」と書くと過度に期待されてしまう可能性があります。

「日常的に使用」「書類作成等が可能」というように、自身のスキルに合わせた表現にしましょう。

キャリアアドバイザー

モノマネなど、ユニークな特技は印象に残りますが、面接で「やって見せて」と言われることがあります。採用担当者の前で披露できる自信があれば構いませんが、なければやめておきましょう。

書いたらNGの特技はある?

履歴書には書かないほうがいい特技もあります。

下記のような、マイナスイメージにつながる特技は書くのを避けましょう

【履歴書に書いたらNGの特技】ギャンブル系・犯罪想起系・不健康系

  • ギャンブル系:競馬・パチンコなど
    ギャンブルは、借金や依存症の心配をされてしまいます。
  • 犯罪想起系:エアガンなど
    人によっては犯罪をイメージさせる特技は、避けた方が無難です。
  • 不健康系:お酒の強さや大食い、過度な睡眠など
    身体に悪いイメージを持たれる特技は、仕事に支障があると疑われてしまいます。
    また、「一日中寝られる」など、睡眠に関する特技は、体力がなかったりメンタルヘルスの不調を疑われたりする可能性があります。

キャリアアドバイザー

ゲームを履歴書の特技欄に書くことはあまりおすすめしません。

若い世代では、オンラインゲームのランキング上位であることが誇りであったり、サバイバルゲームをスポーツ感覚でしていたりするかもしれません。

しかし、ジェネレーションギャップがある採用担当者にとっては、ゲームに没頭している人はコミュニケーション力に問題があるという印象を持っている場合があるからです。

特技がない時に使える裏ワザは?

どうしても特技が思いつかないときは、特技欄がない履歴書の使用をおすすめします。

特技欄のない履歴書の画像

ただし、これは履歴書のフォーマットの指定がない場合のみに使える裏ワザです。

指定された履歴書に特技欄がある場合は、「看護師の仕事に役立ちそうな特技とは?【例文7コ】」を参考に、何か書ける特技がないか考えてみてください。

空欄にしたり「特になし」と書いたりすると、採用担当者に「強みがない人」と思われてしまいますので、避けたほうがよいでしょう。

特技と趣味ってどう違うの?

厳密な決まりはありませんが、特技は「特定のスキルがあるとアピールできるもの」趣味は「楽しみとして行っているもの」です。

たとえば、同じ「サイクリング」でも、練習を重ねて競技大会に出場するほどのスキルがあれば特技、気分次第で楽しむ程度であれば趣味、というように考えられます。

特技と趣味は混同されがちですが、意味合いが異なりますので、履歴書に書く際には違いを意識して書きましょう

キャリアアドバイザー

どんな特技でも趣味でも、休日に没頭しているものがあれば、ストレスをうまく発散できており、ストレス耐性が強い人という印象につながります。

特技や趣味を通して、オン・オフの切り替えができていることをアピールするとよいでしょう。

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