対馬では看護部長もドクターもコメディカルも身近|へき地・離島ナースリレーコラム【10】

へき地・離島で働く看護師リレーコラム。10回目は、長崎県の対馬で働く雪見さん。病院スタッフ同士のコミュニケーションについてお書きいただきました!

 

◆雪見さんの今までのコラムはこちら

「対馬」のナースは還暦を迎えても3交代バリバリ!

離島の緊急対応はチーム力勝負~対馬~

 

(寄稿協力:特定非営利活動法人ジャパンハート)

 

看護部長も身近な存在

以前勤務していた病院では自分の所属する病棟スタッフ以外と、積極的には関わっていませんでした。そのため必然的に自分の医療の世界は「病棟」だけ。

 

でも場所を変えてみると、いろいろな形の医療従事者同士の交流があるのだと気づかされます。

 

対馬いづはら病院のスタッフたちは、病棟を越えて仕事上の立場ではなく、「人対人」としての情のある交流が盛んです。

 

患者さんがリハビリへ行くときや病棟を移るときも、一言二言コミュニケーションして去っていく。臨床検査技師はこんな人で、リハビリ科にはこんな人がいて、と、ここの看護師にならって交流していくと、この「病院」はこんなスタッフで構成されているのか、とおもしろい世界観が見えてきます。

 

これまでの経験では接する機会が少なかった看護部長も、それぞれの病棟をよく回るのでお話しする機会もしばしば。とっても身近な存在に感じます。

 

師長さんに誘われて行った「対馬厳原港まつり」

 

関わる人を知ることで病院を知る。病院を知ることで自分の役割の大きさを知る。自分が病院の一員だと認識することで、患者さんに対する責任感も高くなるのだと思います。

 

飲み会、バレーボール大会、舟漕ぎ大会!?

土地柄なのか、島のみなさんはお酒にめっぽう強い人ばかり!仕事の後やお休みには、職種に関係なくお酒を飲みながら交流している姿があります。公私ともに楽しく過ごしているんです。

 

病院には年中行事があります。島ならではの「舟グロー」という舟漕ぎの速さを競う大会に、病院で参加することがあります。院内対抗バレー大会が開かれたときには、ICUチームやドクターチームなど、部署ごとにチーム組んで病院を挙げて盛り上がりました。

 

バレー大会の様子。熱戦が繰り広げられます

 

一人一人の交流からできる人間関係と、そんなスタッフで構成される病院。医師と看護師、スタッフ間の交流・意見交換が多いのも特長です。

 

医師が看護師に患者さんの治療について意見を聞く場面をよく見かけました。医療者間の関係性があるのも普段のコミュニケーションの賜物だと思います。仕事の上だけでなく、その人の人となりを知って、その人自身を信頼できるのではないでしょうか。

 

人間くさい場面もあり、島ならではの人情味のある雰囲気を体感できます。

 

舟グローの応援の旗に「看護師募集中」の文字! たくましい…

 

山梨県の牧丘で働く“Michi”さんにお話いただきます。

 

■寄稿協力

特定非営利活動法人 ジャパンハート

 

2004年に代表の吉岡秀人医師が設立した国際医療ボランティア団体。今回紹介したへき地離島への医療研修は国際看護長期研修の一つで、ミャンマーでの医療研修も含め1年間のプログラムとなっている。ほかにもカンボジア、ラオスでの医療支援や医療者育成支援など、さまざまな支援活動を行っている。医療者が参加できる活動として、子どもや貧しい人々のために巡回診療や手術を行う、3日~7日程度の休暇で参加が可能な国際医療短期ボランティアなどがある。

 

ジャパンハート公式サイト

国際看護長期研修専用サイト

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