「新型コロナ患者の受け入れ病棟」、スタッフはどう集められた?|看護roo!ニュース

看護師不足の中、新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れるため、病院が対応に追われています。
日本医療労働組合連合会が行った「2020年度 夜勤実態調査」の中で、新型コロナ対応病棟へのスタッフの配置状況などが一部公表されましたので、紹介します。
「専従スタッフ」ありは約半数
同会の調査では、「新型コロナ患者の受け入れ病棟」などを設置している施設のうち、専従スタッフを配置したところは53.3%でした。

スタッフの決め方で多いのは「アンケート」や「手挙げ方式」
新型コロナ患者を担当するスタッフは、
●基礎疾患がある人
●小さい子どもがいる人
●高齢の親と同居している人
を除くなど、一定の要件を設けた上で「アンケート」や「手挙げ方式」で決められるところが多かったといいます。
しかし、中には、
「志願や受け持ちの拒否などの聞き取りが一切なく、感染者を受け入れるとだけ言われた病棟もあり、病棟内では妊娠者はコロナ感染患者を担当しないなど、スタッフ同士で担当の割り振りをし、配慮していた」
という現場サイドで対応したとの声もありました。
担当スタッフからは、不安や負担増の声も
新型コロナ患者やその疑いのある患者を担当したスタッフからは
「疑い患者の担当をしたスタッフが患者の検査結果を知るのは次の出勤時となり、出勤までの数時間・数日は気が気でない」
「感染病棟に限り12時間2交代、それまでは一般病棟で3交代勤務。非番でも患者が発生したら呼ばれる」
など、自分も感染するかもしれない不安の声や、待機時間が発生したことによる負担を感じている声があったといいます。
また、人員配置や体制が変更されたことにより、夜勤日数や夜勤回数が増え、夜勤の配置人数が減ったとの声もみられました。
元々、マンパワーが不足している看護現場。
調査からは、新型コロナの対応で、さらに多忙を極めていることがうかがえます。
看護roo!編集部 坂本朝子(@st_kangoroo)
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(参考)
2020年度 夜勤実態調査(日本医療労働組合連合会)
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