忙しいとき先輩にうまく相談できなくてモヤモヤ|看護師かげと白石の今週のモヤッと(49)

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この連載では、総合病院で働く看護師のかげと中堅看護師の白石が、読者から寄せられた「看護の現場で感じるモヤモヤ」にお答えします。

 

みんなの「モヤッと」が「ピカッと」に変わりますように!

 

連載:看護師かげと白石の今週のモヤッと

Vol.49 忙しいとき先輩にうまく相談できなくてモヤモヤ

忙しそうな先輩たちに声をかけられない新人ナースのイラスト

 

今回は看護師1年目の方からのお悩みです。

 

 

先輩に相談するのが難しいです。
毎日みんな忙しくて聞く暇もないくらいです。

 

本当はなんでも聞きたいんですが、「そんなことも考えられないの?」とか「アセスメントしてから言ってほしい」とか言われてて、いつもこんなことで相談していいのかと悩みます。

 

もっとうまくコミュニケーションを取るには、どうしたらいいんでしょうか?
 

(ひよこさん 看護師1年目)

 

仕事中、先輩に声をかけるのって悩むよね。

みんなが忙しいときは特に。
この先輩も忙しさでイライラしてるのか、言い方がキツいしね…。

 

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そうだね。
こんな返事されたら、次にまた相談していいかどうか僕も悩むと思う…。

 

だけど、新人のうちは、先輩に相談できないことで認識がズレたりミスにつながることがあるから、相談はしなきゃだよね。

 

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うんうん。
相談すること自体は全然悪くないし、新しいことを学ぶチャンスだよね。

 

ただ、やっぱり忙しい職場だからこそ、できるだけ先輩の時間を奪わないような「相談力」を身につけられるといいかも!

 

どうしたら先輩にうまく相談できるようになるか、考えてみよう!

 

 

相談するときは「必要な情報+自分の考え」を意識する

まず、「相談するときの質問のしかた」を考えてみよう!

 

「アセスメントしてから言って」と言われちゃうってことなんだけど、ひょっとすると相談内容が漠然としすぎている可能性があるんじゃないかって思うんだよね。

 

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たしかに、そうかもしれないね。

相談者さんも「このことについて相談したい」という理由は何かしらあるんだと思う。


けど、それをうまく伝えられていないんじゃないかな。

 

うん。たとえば、

 

「患者さんがお腹が痛いと訴えているんですけど、どうしたらいいですか?」

 

みたいな感じだと漠然としすぎて、なんてアドバイスをしたらいいか先輩もきっと困っちゃうよね。

 

余裕のあるときなら、一つずつ聞き返して確認してくれるかもしれないけど、業務がバタバタしているとそこまでできないかも。

 

だから、これを、

 

「患者さんにお腹が痛いと言われて、こういう所見もあって、○○を考えました。医師に報告した方がいいですか?」

 

という感じで、必要な情報に自分の考えを添えて相談するといいと思う。

忙しい職場だから、手短に伝えられるようになるといいよね。

 

看護師かげさんのアイコン

うんうん。
この辺り意識してできるようになると、今よりスムーズに相談できるようになるんじゃないかな。

 

もちろん新人のうちは、緊張や焦りで考えがまとまらないこともあると思うけど、「ここまでは考えたんですけど…」だけでも伝えることで、相談に乗ってもらいやすくなりそう!

 

看護師かげさんのアイコン

最初のうちは難しくても、意識していくと「相談力」UPにつながると思う。

 

一度、普段の自分の相談のしかたを見直してみて、もしも思い当たることがあったら、ぜひ試してみてね!

 

 

一日の業務の流れから、相談するタイミングを探る

あとは相談するタイミングだよね。
緊急時はすぐに相談すべきだけど、それ以外は頃合いを見て相談した方がいいこともある。

 

相談のタイミングに迷ったときは、一日の業務の流れを参考にするといいと思うよ!

 

看護師かげさんのアイコン

僕も同感!
たとえば、いつも14時からバイタル測定でラウンドして、16時には申し送りが始まるようなスケジュールの病棟だったら、15時すぎが一息つく時間だから相談しやすいかもって考えたりね。

 

一日の流れを踏まえることで、相手が相談に乗ってくれそうな時間の見当がつきそう。

 

そうそう。
一息つくタイミングって、一日の中でどこかにちょこっとあると思うんだよね。


軽い相談なら、お昼ごはんのときとか、ちょっとしたときに聞いてもいいと思う。

 

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うんうん。
仕事中はピリピリしていて怖いけど、ロッカーで着替えているときだといろいろ話してくれる先輩とかいるよね…(笑)。

 

わかる(笑)。
そうした時間も活用できるようになると、より相談上手になれると思うよ!

 

看護師かげさんのアイコン

ここまでいろいろ話してきたけど、先輩に相談することは新人にとってとても大事なこと。

 

1年目のうちは「こんなこと相談していいのかな」って思うことでも、僕はするべきだと思う。

 

でも仕事である以上、円滑なコミュニケーションのためにも、相談のしかたもうまくなっていけるといいね!

 

まずは実践できるところから、少しずつチャレンジしてみてください。
応援しています!

 

 

今週のピカッと


☆相談するときは「必要な情報+自分の考え」を意識しよう

 

☆一日の業務の流れから、相談するタイミングを探ろう

 

 

かげ・白石に聞いてほしいモヤモヤは

こちらのフォームからどうぞ!
 

 悩みを相談する 

 

プロフィール

看護師のかげ(@877_727)

医療の勉強に役立つ(てほしい)絵や仕事でのほっこり話などをTwitterでつぶやいています。


10年以上病院で働いてきて、現在はいろんな場所で働いている看護師兼ライター。

最近は、後輩に飴ちゃんあげるおかん系看護師になりつつある。

 

イラスト/かげ

編集/木村さちこ(看護roo!編集部)

 

●書籍紹介

『ホントは看護が苦手だったかげさんの イラスト看護帖〜かげ看〜』

かげ 著、永岡書店

看護師かげさん著「ほんとは看護が苦手だったかげさんのイラスト看護帖~かげ看~」の写影
 

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