最終更新日 2018/02/01

ガングリオン

ガングリオンとは・・・

ガングリオン(がんぐりおん、ganglion、ganglion cyst)とは、主に手足の関節にできる腫瘤である。
内部はゼリー状の液体が溜まっており、その多くは良性である。関節包や腱鞘のある部分から発生し、エコーでみると内部は低エコーの病変に見える。

【症状】
基本的に無症状のことが多いが、神経の近くに生じたものは神経を圧迫することでしびれや痛み、運動障害を生じることがある。好発部位としては手関節背側が挙げられる。

【治療】
無症状であれば何もせずに経過を見ることは可能である。痛みやしびれなどの症状を呈するときは治療の適応となる。治療方法はガングリオンの内容物を穿刺吸引する方法と手術で取り除く方法があるが、いずれの方法でも再発する可能性はある。他にも、直接ガングリオンに圧力を加えて、つぶしてしまうという方法もある。かなりの力を要することがあり、神経損傷などのリスクもあるために、個人では行わず、実施する際は医療機関を必ず受診するよう患者に伝える。
 

執筆: 野浪 豪

神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科 救命救急センター

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