最終更新日 2019/04/19

クロマチン

クロマチンとは・・・

クロマチン(くろまちん、chromatin)とは、真生物の細胞核にあるDNAとタンパク質(ヒストン)の複合体である。染色質とも呼ばれる。

【役割】
動物細胞では約1~2mに及ぶ長さのDNAが10-5m程度の大きさの細胞核の中に押し込められている。このように、DNAの配列と構造を保持しながら効率的に核に詰め込むのがクロマチンの役割であり、その基本単位はヌクレオソームと呼ばれる。
このヌクレオソームはヒストン8量体に147対のDNA塩基が巻きついた構造をしている。DNAはヌクレオソームを架橋する形(化学結合によって結ばれること)で数珠状につながり、クロマチン線維を形成する。それがさらに高度に折り畳まれ、高次のクロマチンを形成する。
なお、このようなクロマチン構造はDNAをコンパクトに収納するだけでなく、遺伝子の発現制御にも関与している。クロマチン構造が動的に変化する(固まったり一部がほどけて開いたりする)ことで、遺伝子の塩基配列はそのままでも、その発現のスイッチがオンになったりオフになったりすると考えられている。
 

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