最終更新日 2018/12/14

排卵痛

排卵痛とは・・・

排卵痛(はいらんつう、pain in ovulation)とは、女性が排卵期前後に感じる腹痛のことである。月経周期の中間(13~15日付近)に出現するため、中間痛ともいわれる。

卵巣内で原始卵胞が排卵に向けて発達を開始し、排卵期になると、卵巣表面に卵胞が移動して卵胞と卵巣の表面の膜を破り排卵が起きる。この時の膜を破る痛みや腹腔内に卵子が放出される際の少量の出血による刺激により、排卵痛は引き起こされる。また、子宮内膜症など、子宮に基礎疾患がある場合には、排卵時のホルモンバランスの変化(LHサージ)により、子宮が刺激されて痛みが出現する場合もある。

正常な痛みは、下腹部(あるいは片側の下腹部)や恥骨部分のそれほど強くない痛みであり、通常数時間~数日持続する。痛みの出現には個人差があり、強く自覚する人もいれば、全く無症状の人もいる。

執筆: 畑 菜摘

兵庫県立尼崎総合医療センター ER総合診療科 救命救急センター

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