最終更新日 2018/06/18

顕微授精

顕微授精とは・・・

顕微授精(けんびじゅせい)とは、受精の過程を人為的に顕微鏡下に操作し、受精を助ける体外受精方法のことである。

透明帯を開窓させる透明帯開口法、囲卵腔内に精子を誘導する囲卵腔内精子注入法、卵細胞内にマイクロピペットを用いて精子を直接注入する卵細胞質内精子注入法(ICSI;intracytoplasmic sperm injection)の3種類がある。前2者は受精率が低く現在では行われておらず、顕微授精としては一般的にはICSIが行われている。

日本産科婦人科学会では「男性不妊や受精障害など、顕微授精以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される夫婦を対象とする」としている。したがって、精子減少症・精子無力症などの男性不妊や受精障害(体外受精を行っても受精が起こらない)の症例が適応と考えられる。

執筆: 坂本秀一

獨協医科大学埼玉医療センター  産科婦人科 教授 救命救急センター

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